リバロス キャニオニック52ML
バイラ50HMD(ヘビーミディアムディープ)
鬼のグラデーション(出商店・オリジナルカラー)
モフィー50SS(シャローステア)
カーディナルC3&ジュラルミンスプールRULER
(出商店・チューン&オリジナル)
PEライン0.8号&ナイロンリーダー8ポンド
プラウ30S グリーン
中京地方 某山岳河川
2025年初秋
夕方
曇り
未計測
未計測
アングラー:長野のJustin HieHer(ながののジャスティン ヒーハー) 長野県長野市在住

9月の頭に、スプリーモの関さんと、
スプリーモ・ユーザーの仲間と、秋の恒例合宿をしてきました。

前日に送られてくるたくさんのLINEによると、
前乗りしているその仲間は、すでに美ニジマスをゲットしていました。
スプリーモの関さんは、ニゴイだか何かをキャッチしたとのこと(ヨシ!)。

特筆すべきは、スプリーモの関さんからの、
意味不明な言葉を連発しながら楽しそうに水辺ではしゃぐLINE動画だ。
ボクは知っている…
こういうときは…
アタリがない、とか…
渇水、とか… 
とにかく釣れないから、本人がもう飽きているときだ(ヨシ!)。

「合宿に行っても、時間とお金の無駄だろう」
だがしかし、日頃のお付き合いと、大人の事情で、
「でも、顔を出さないわけにはいかんだろう」
一応、2日休みを取ったが…

「そうだ!」
ボクは閃いた!
1日しか休みがないテイで顔を出し、1泊して、一緒に釣りして、
その翌日は1人でソロ活動すればいいじゃん!
ボクってなんて腹黒いんだ(笑)。

子どもの世話をし、家事をしっかりして、家族への罪悪感を減らし、
夕方に皆さんと現地で合流して、釣りの様子を伺う…
しかし実際は、そんな必要はなく、前乗り2人と会った瞬間の、
まったくやる気のない完全無モードにより、全てを察した。
「あり得ないぐらい厳しい状況なんだ…」
なんてこった、やはり来るんじゃなかった(笑)。

その夜は軽くハイボールでファイトです。
翌日の朝マヅメへの妨害工作のために、
エールを送り合い、潰し合う、この合宿恒例のイベントに突入。

翌朝はムカムカと偏頭痛と闘いながらも、
『モフィー50SS』で瀬脇の小型の美ヤマメたちと戯れました。

そして夕方には、程良く色づいた秋の宝石に出会えました。

やはりシーズン終盤にはものすごく頼りになる『バイラ50』MDシリーズと、
出商店・オリカラの鬼のグラデーション!

この時には、
「あぁ、合宿に参加してよかったかも」
と思っていたのですが…

その夜 現地の道の駅で、帰路につくあいさつをし、
マイカー(最初期型ジムニー、走行距離26万キロ)に乗り込み、
スプリーモの関さんたち2人に別れを告げました。

さっ、もう一泊車中泊して、
峠を越えて隣の県のあの大アマゴに会いに行くぞ!(ウシシ)
「やったるでぇ~」
と、意気揚々とエンジンをかけ、アクセルをふかし、疾駆し、
人家の皆無な暗黒の峠道に差し掛かったとき、
愛車が聞いたことのないエンジン音を発し、
なんとなんと、上り坂の途中で、まさかのエンジンストップ…

そこからはもう、住所も現在地もわからない。
クマの現れそうな山中を、電波の届く場所を探して歩き。
JAFと保険屋にバッテリーの少なくなったスマートフォンで連絡をとり。
レスキューが来たのは夜の8時。
公共交通機関もなく、タクシーも来ない、田舎の山の中。

そのころには、バッテリー残量5%のスマートフォンで、
執念で仲間に電話をかけまくり、
必死のパッチで長野までの帰路を確保しようと試みるも、
誰も都合が合わず…

最終的には、優しいレッカーのおじさんに頼み込み、
トラックの助手席に揺られ、約140キロの自宅までの道のりを、
愛車と一緒にドナドナしていただきました。
もちろんの高額出費。
帰宅できたのは、深夜1時。

スプリーモの関さんたちと、もう一晩ハイボールを飲んでいたなら…
これに懲りて、もう抜け駆けはしないと強く心に決めた初秋…
ボクのバカバカバカバカ!