リバロス キャニオニック52ML
モフィー50LS(ロングステア)
Sホロリウムレッドパー(スパークルカラー)
ステラS2500XG
PEライン0.8号&フロロカーボンリーダー8ポンド
プラウ30S ブルー
北陸地方 某山岳河川
2022年9月4日
午後6時
晴れ
未計測
未計測
アングラー:PELEDONA(ペレドーナ) 長野県松本市在住

前回(『オーナーズパーティー!』No.468)に引き続いて、
北陸の新規開拓フィールドの山岳河川へ向かう。
今回は更に上流部を目指し、車を走らせた。
「さぁ、どんな出会いが待っているのだろうか…」

期待に胸を躍らせて、エントリー。
さまざまな流れにアプローチしていき、
ヤマメやイワナたちとの出会いを楽しむことができた。

そして、あらかじめマップで確認しておいた、
最後のポイントへたどり着く。
そこは流れがしっかりと効いた淵、水深も十分だ。
地形に合わせて、ルアーを『バイラ50M』から『モフィー50LS』へ。
アップでキャストし、しっかりと沈めてアプローチしていく。

すると、巨大な影が『モフィー50LS』を追尾し、
追い詰めようとして突進した。
「よし… いった!」

まさにその時であった…
巨大な影の後ろから、さらに猛追撃してくる別の何かが、
『モフィー50LS』の横取りを図った。
その直後、強烈なバイトが『リバロス キャニオニック52ML』に伝わり、
グイグイとくる首振りに、ドラグ音が響いた。
「でかいぞ、これは…」

ロッドワークでしっかりといなし、寄せていく。
そして『プラウ30S』にランディングした。
ずっしりとした太いイワナだ。

とても素晴らしいイワナだが、
『モフィー50LS』を勝ち取ったのは、
遅れて追尾してきた、やや小さな魚のほうだった。

「お前やるな…」
「嫌いじゃないぞ… そういうの…(笑)」
自分より大きな相手に負けじと争う姿勢。
いいものを見ることができた。

勝者のイワナをリリースし、再度この淵を狙っていくも、
巨大な影の敗者のイワナは、
もう二度と姿を現すことはなかった、とさ…(笑)