リバロス キャニオニック64M
モフィー60MS(ミドルステア)
Sヤマメ
モフィー50LS(ロングステア)
Sホロリウムレッドパー(スパークルカラー)
ステラS2500XG
PEライン0.8号&フロロカーボンリーダー8ポンド
プラウ30S ブルー
中部地方 某山岳河川
2022年8月22日
午後6時&午後6時30分
曇り
28℃
20℃
アングラー:PELEDONA(ペレドーナ) 長野県松本市在住

8月22日の釣りは、まだ終わらなかった。
大ヤマメ(前回の『オーナーズパーティー!』No.464)と別れて、
再び上流部のランに向かう。

今日はとあるポイントを夕マヅメのために温存していた。
水位が少しでも下がるだろう、そのタイミングを狙って。
夕方になり10cmから15cmは減水しただろうか。
それでもまだ高水位な状況に変わりはないが。

エントリーしたポイントは、これまでに実績のある場所なのだが、
まだ攻めるべきではないと判断して温存し、上流へ釣り上がる。

少し開けた変化のあるポイントに着いた。
流れ込み部の対岸には岩盤があり、そこがえぐれている。
その対岸の岩盤際の浅瀬にキャストし、流れに馴染ませる。
そして、えぐれにさしかかるところで2度、
『モフィー60MS』を踊らせる。
全集中でアタリを待ち構えていたぼくは、すかさずアワセる。
存分にヤマメのファイトを堪能してからランディングした。
これもいいヤマメだ。

さあ頃合いだ。
温存しておいた、待ちに待ったポイントへ行こう。
到着するとまずは一息入れた。
そして集中力を高めて、ワンチャンスを狙う。

表層は流れが速く、深さのあるランなため、
目標深度に素早くアプローチできる『モフィー50LS』にチェンジ。
3投目…
強烈なバイトの衝撃が『リバロス キャニオニック64M』に伝わる…

もうそれは、ヤマメのファイトを超えている状態。
フッキングしてからは、とにかく走る。
やはりこの川の夏のヤマメは素晴らしい。
最後はしっかりと『プラウ30S』でランディングした。

体高のある強靭なプロポーション…
パーマークの残る魚体…
ぼくの求めていた理想コンディションの夏ヤマメが、そこにいた。

最後を締めくくるには完ぺきなヤマメだ。
その姿をしっかりと目に焼き付けて、流れに帰した。

日暮れまでまだチャンスはあるとは思うが、
「今日はここまでにしよう」
そう思えるヤマメに満足し、川を後にした。