リバロス ブレイドウィザード86H
モフィー60MS(ミドルステア)
プロトモデル
ステラC3000XG
PEライン1号&フロロカーボンリーダー16ポンド
プラウ75SL
ネットバンド ブラック
長野県 犀川(さいがわ)
2022年6月16日
午後6時過ぎ
晴れ
未計測
17℃
アングラー:PELEDONA(ペレドーナ) 長野県松本市在住

犀川でのターゲット、と言えば…
レインボートラウト、ブラウントラウト、
やはりこの2大勢力が真っ先に頭に浮かぶことでしょう。
解禁からしばらくは、ここにイワナも混ざります。

さて、ヤマメはどうだろう。
一般的には、あまりピンと来ないかもしれない。
でも実際は、数は多くはないが、しっかりと生息している。

ぼくがヤマメ狙いを視野に入れるのは、
解禁当初と、そして梅雨に入る6月から7月下旬。
基本的にはレインボートラウト、ブラウントラウトの釣りがメインだが、
狙って十分に掛けることができると思っている。
今年も解禁から2本の尺ヤマメを捕ることができた。

そして6月…
今年はヤマメだけを狙う釣りもしてみよう。
なぜなら…
そう…
不意に勝手にスプリーモの関さんから送られてきた『モフィー60MS』。
これを見たときに、一番に思い付いたのが、実は犀川の本流ヤマメでした。
その為、その釣りに備えて、犀川の流れで使用して慣らしていた。
そしてついにその時が来た。

個人的に、毎年のごとく40cm前後のヤマメを捕ることができている、
実績十分のポイントへ向かう。
ただここは、大型のレインボートラウト、大型のブラウントラウト、
さらには大イワナと、全てにおいて数多くの実績があるため、
竿は『リバロス ブレイドウィザード86H』で、まずは様子を見ることにする。

普段であれば、『ロンズ スローシンキング9cm』と、
『ディノバ80MDR』で探っていくランなのだが、今回は『モフィー60MS』。
ルアーのサイズが下がることにより、普段は掛かりづらい、
40cm前後のブラウントラウトやレインボートラウトが食い付いてきやすくなる。

対策として、フォールによる間は極力減らし、瞬発力のある釣りをしていく。
スピード感を意識しながら、流れに馴染ませてシェイクしていく。
そして一瞬止め、すかさずリトリーブ。
すると、
「グッ」
と穂先が吸い込まれた。

「よし、さぁどっちだ…(笑)」
飛ばない…
「よし」
ヘッドシェイク…
「よし」
ローリング…
「やぁー(笑)」

だがまだ分からない。
ブラウントラウトなら彼らと同様のファイトをみせますからね。
じっくりとやり取りをしていると、
巻いたな…
間違いない…
「ヤマメだ」

そこは『リバロス ブレイドウィザード86H』。
その圧倒的なポテンシャルの前に、ヤマメは抵抗する余地がない。
最後はしっかりと『プラウ75SL』でランディングした。

巻いてしまった為にライン跡が痛々しいが、
とても美しい、白銀の犀川本流ヤマメ。

2大勢力のレインボートラウト、ブラウントラウト、
今日はこの小型魚たちに翻弄されるかもしれないと思っていたが、
まさかの幸先のいい一撃だった。

やはり『モフィー60MS』…
犀川の強い流れでもしっかりと泳ぎ、遊泳レンジをキープしてくれる。
また一つ納得の楽しみが広がった。

ちなみにその後は…
やはり小型サイズの2大勢力たちに襲われました(笑)。