リバロス ブレイドウィザード86H
ロンズ フローティング9cm
Sワカサギ
ヴァンキッシュC3000MHG
PEライン1.2号&フロロカーボンリーダー12ポンド
ブレイドバー ガンメタ
富山県 黒部川(くろべがわ)
2022年5月17日
午前5時
曇り
未計測
未計測
怒りのAFGHAN(いかりのアフガン) 長野県長野市在住

5月も1回は、黒部川に行きたいと思っていた。
すると大水が出て再度チャンスが到来し、
休みの日程も合って、ちょうどタイミングがよかった。
でも仕事の疲れがピークに達していて、
行くのをやめようかとも思ったが、体に鞭を打って車を走らせた。

周りが明るくなり始めたころに到着。
お目当てのポイントには既に先行者がいたのだが、
「ここにいないはずがない」ポイント第2候補には、無事に入れた。
水量も、適度な濁りも、
「釣れる気しかしない」
と感じて釣り下る。
しかし、
「甘くないな…」

同じポイントを、今度は釣り上がりながら探る、いつものルーチン。
しばらくして瀬頭にさしかかり、
『ロンズ フローティング9cm』を流れに同調させてスイングし、
足元までリトリーブしてきたとき、
シルバーの大きな魚体が『ロンズ フローティング9cm』にアタックしてきた。
ところが、バイトには至らなかった。

「おぉ、いるやん」
と、また食ってくれと念じながら、先ほどと同じコースをトレースすると、
同じ場所にさしかかった『ロンズ フローティング9cm』を、
大きな魚が今度はガッツリとくわえ込んだ。

「よっしゃー」
と叫びながら、浅瀬に誘導しにかかる。
『リバロス ブレイドウィザード86H』の強靭ながらしなやかなブランクが、
暴れ狂うサクラマスをいなしてくれる。
しばらくのファイトの後、安心してランディングできた。

前回に続き、またまたプリプリの素晴らしいサクラマス。
疲れに負けずに足を運び、再び手にすることができた。

今年の黒部川は過去一番というぐらい、
サクラマスの遡上数が少ないと聞いていたので、
その状況のなかで、これらの成果を引きだしてくれた、
『ロンズ フローティング9cm』のポテンシャルは計り知れないと思う。

最高のロケーション。最高のサクラマス。最高のタックル。
自身のサクラマス・シーズンの最高の締めくくり方で、
今春の黒部川の釣りは幕を閉じた。

またいつか、この場所に立てることを願う。