リバロス ブレイドウィザード86H
ロンズ シャローエディション9cm
生鮎ホロリウムチャート
(出商店・オリジナルカラー)
ステラC3000XG
PEライン1号&フロロカーボンリーダー16ポンド
プラウ90SL
ネットバンド ホワイト
北陸地方 某河川
2021年5月3日
午後5時ごろ
曇りときどき雨、のち晴れ
15℃
8℃
アングラー:PELEDONA(ペレドーナ) 長野県松本市在住

2泊3日の日程でサクラマス釣行に出た。
初日はいつもどおりのペースで午後に現地へ到着。
ひととおり川を見て回ってから気になるランにエントリーし、
瀬尻についたサクラマスを掛けるもフックアウトしてしまった。

2日目…
ホテルのベッドの快適さに負け…
10時過ぎに川に着くと…
すでに多くのアングラーがサクラマスを求め、おのおのが楽しんでいる。

僕は全く魚とコンタクトできないまま夕方を迎えた。
前日に入った例の場所に再び戻り、『ロンズ9SE』を結んで探っていく。
「必ず魚は入っている」
それは間違いない。
前日とは違うリアクションバイト重視のアプローチで、
対岸ギリギリに投げ入れ、
流れに馴染ませながら一定のリズムで『ロンズ9SE』を踊らせて、
休んでいるであろうサクラマスに嫌がらせを行っていく。

そして、我慢の限界を迎えたであろうサクラマスは、
ついに『ロンズ9SE』に牙を剥いた。
しっかりとアワセを入れ、魚のローリングに耐えるが、
PEラインに違和感が伝わった。
「まずい… どちらかのハリがフックアウトしたな…」

そこからサクラマスの動きがきつくなった。
フックが口から外れ、外掛かりになった可能性が高い。
激しい走りに体全体を使って対応し、
ラインテンションをとにかく一定に保つことを第一に考える。
数分がたち、徐々に魚の体力を奪うと、こちらに主導権が向いてきた。
これ以上時間をかければ身切れしてしまうだろう。
ドラグを緩めてハンドドラグでのファイトに切り替え、勝負をかけた。
素晴らしいファイトだった。

『プラウ90SL』に収まった、銀色に輝くサクラマス。
銀鱗が水に舞うフレッシュランの一匹。

今回も素晴らしい鱒に出会うことができた僕は、
満足感と疲労感に満ちた体で川を後にした。

最終日は他の河川に釣りに来ている仲間たちと合流し、
BBQをして最高の休日を過ごした。

誰とは言わないですが、
要求されたサイズには満たないですが、捕りましたよ…(笑)
このサクラマスのご褒美に、
「きっと今度、何か良いことがあるでしょう」
僕は思っている。
「ご褒美に、何か良いものをもらえるのでしょうね?」
はい。
僕が… 思っているだけですよ…(笑)

次はどんな素晴らしい鱒たちに出会うことができるのか。
無限の可能性を求めて、再び川に…