リバロス キャニオニック64M
モフィー50MS(ミドルステア)
(出商店・オリジナルカラー)
ステラC2500XG
PEライン0.8号&ナイロンリーダー8ポンド
プラウ40S グリーン
ブレイドバー
本州 某渓流
2021年4月6日
午後0時ごろ
晴れ
15℃
未計測
怒りのAFGHAN(いかりのアフガン) 長野県長野市在住

2日前の雨で昨日まで増水していたため、行くか迷った。
でも今季、支流はまだ釣っていなかったので、
減水の早いと思われる支流に行こうという考えで、朝4時に出発。

現地に到着すると、しかし支流はまだ水が多くて釣りにならない。
ダメ元で、本川の下流の様子を見に向かう。
「平水に近いじゃないか」

思いがけず増水が落ち着いていて、良さそうな状況。
これはチャンスと見て、ここだというポイントを探ることにした。

いつも、
「ここは絶対にいるよな」
と思っている淵に到着すると、
流れ込みの流れに『モフィー50MS』を乗せてドリフトしながら誘う。
するとわずかなアタリがあって、合わせた。
でも、動かない。
「根掛かりか?」
と思ったが、実は動いている。
「これはモンスターだ!」
と確信し、その魚を浮かそうとするが、全然浮いてこない。

走るわけでも跳ぶわけでもなく、ただ沈黙のパワーファイト。
しかし15分ぐらい我慢比べをしていると、急に魚に動きがあり、
そのタイミングで流れに乗せてPEラインを巻き上げた。
そこから手前の緩い流れに誘導し、ついに決着がついた。

「でかい」
体烽ェ半端ない。
「やっと出会えたね、こんにちは」

この大鱒のために、どれだけこの川に足を運んだことか。
しばし回想と余韻に浸り、二人の時間を楽しんだ。

お別れの時は名残惜しく、
なかなか尾ビレから手を離せられなかった。
そして、
「また会おう!」
と手を離した。