リバロス ブレイドウィザード80M
バイラ70H(ヘビ−)
PSベイト(オータムカラー)
ステラ3000HG
PEライン0.8号&ナイロンリーダー15ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ブラック
ネットバンド グレー
メッシュバック・ロゴキャップ カーキ/ダークブラウン
北海道 湧別川(ゆうべつがわ)
2019年6月9日
午前9時30分
曇りのち晴れ
13℃
12℃
アングラー:MACKEREL石山(マッカレルいしやま) 北海道常呂郡在住

週末近くになると、
「次の休日はどこの川に行こうか?」
と悩む。

この週末は、
「明日は自然に目が覚めてから出かけよう」
とアラームをオフにして就寝に就き、午前3時に目が覚めた。
だが二度寝をしてしまい、結局起きたのは7時半で、
この時点で近場の湧別川に行くことに決定。

関口宏さんが司会を務めるサンデーモーニング(略称「サンモニ」)を、
8時から見てから出かけようとしたが、
スポーツコーナーのレギュラーコメンテーターであり、
野球界のご意見番、「張さん」こと張本勲さん(野球評論家)に、
テレビから「喝」を入れられる前に急いで支度をし、湧別川に車を走らせた。

去年苦い思いをしたランに向かい、駐車スペースに着くと、
釧路ナンバーの車があったが、とりあえず歩くことに。
草木をかき分け河原に着くと誰もいないので、エントリーすることに。

『バイラ70H』のPSベイトを結び、瀬頭からキャストを開始する。
そこから深瀬をゆっくり流していくと、凄いアタリが!
魚は激しくヘッドシェイクを繰り返し、猛烈なダッシュで疾駆して、
凄まじい勢いでドラグを鳴らしてPEラインを引き出して走っていき、
40〜50m下った早瀬の中でようやく止まった。

「何だこの魚は?」
ラインプレッシャーを掛けると、早瀬の底に張り着き、まったく動かない。
「ニジマスかな?」

敬愛なる「張さん」には、絶対に内緒なのだが…
実はウェーディングシューズのソールに打ったビスが擦り減っていて、
川底に滑ってビビってしまい、早瀬に立ち込めない…(秘)。

「この早瀬では、ランディングは難しい」
と感じ、下流のプールに走ってくれないかなと思っていると、
願いが通じたのか、魚はそのプールへと下りだした。
その後、魚はプールの底に張り着き、
それを浮かしてはまた潜られることを繰り返し、
少しずつ距離を縮めていく。

少し離れた河原からファイトの様子を見ていたフライフィッシャーマンさんが、
「ランディングしますか?」
と言ってくれたけれども、
なかなか出番のない『プラウ90SL』に申し訳ないので、
「大丈夫ですよ」
とお礼を返した。

すると、さらにフライフィッシャーマンさんが2人来て、
水中のニジマスよりも、陸上の自分にプレッシャーが掛かる。
それからも慎重にニジマスとファイトをし、
おとなしくなってきたので寄せに入り、『プラウ90SL』で一発キャッチ!
大きなニジマスを3人のギャラリーの前で無事ランディングできホッとした。

水辺の『プラウ90SL』の上に横たわるニジマスを目にすると、
後から来たフライフィッシャーマンさんが、
「70cmはあるな」
と言うので、
「68cmぐらいじゃあないですか?」
と言いつつ、
「まさかの70cm超えか?」
と期待してメジャーを当てると、少し残念な69cm。

それを見たフライフィッシャーマンさんが気を遣ってくれて、
「まあ70cmだな」
と言うので、少しうれしいような悲しいような(笑)。

先に来たフライフィッシャーマンさんがリリースまで付き合ってくれて、
ニジマスが流れに戻っていった後、
「おめでとうございます」
と握手を交わしてくれると、うれしさが増す。
「今日の釣りはもう十分すぎる」
と喜んで湧別川を後にして帰宅する。
敬愛なる「張さん」のおかげでタイミング良く入川できたことに感謝し、
昼間からビールをいただき、最高の休日を過ごせた。

後日、夢の中のサンモニのスポーツコーナーで…
「ウェーディングシューズのソールのビスが擦り減って滑る?」
「喝!」
と、敬愛なる「張さん」から怠慢プレーにお叱りをいただいたので…
ソールにはこれでもかというほどのビスを打って準備しました(笑)。
次の夢のスポーツコーナーでは、
「あっぱれ!」
と、お褒めのコメントがほしいなあ。