リバロス キャニオニック60M
バイラ50XH(エクストラヘビー)
BSヒメマス(出商店・オリジナルカラー)
ステラC2500HGS
PEライン0.8号&フロロカーボンリーダー8ポンド
プラウ40S ブルー
中部地方 某山岳河川
2019年7月7日
午後5時ごろ
曇り
23℃
17℃
アングラー:PELEDONA(ペレドーナ) 長野県松本市在住

午前7時ごろに起床するも、
前日の仕事の疲労からか、僕のやる気スイッチが入らない。
しかし、釣りの準備だけはすでに万全だ(笑)。

やる気スイッチが入ったのは、午後になってからであった。
午後3時ごろに通い慣れた山岳の川に着くも、
ほとんどの入川場所は車で埋め尽くされている。
アユの友釣りが解禁したため、多くの方々が楽しんでいるようだ。

入れる場所をしばらく探していると…
今年最も力を入れていた場所が奇跡的にも空いていたので、
すかさず車を止めて支度に入る。
河原にエントリーすると、今日は誰も入っていない様子だ。
水況は増水からの引き際で、水位は平時より30cmほど高い状態。
「凄くいいですね」

しばらく上流へ釣り上がっていくと、
以前大鱒をラインブレイクで捕り逃してしまった場所へたどり着いた。
プールのカケアガリで、普段は『バイラ50M』で釣り流す所だが、
増水しているため『バイラ50XH』を投入した。
すると…

大鱒がもの凄い勢いで『バイラ50XH』を目掛けて突っ込み、
そして、見切って去っていった。
「こいつ… やるな(笑)」
覚えていろよと心の中で呟く…
いったんその場から離れ、後でもう一度勝負することにした。

そして、数メートル先のプールの流れ込みへ。
アプローチすること3投目。
『リバロス キャニオニック60M』が、一気に吸い込まれた。
魚は流れに乗り、下流へ走り、さらには強烈なハイジャンプ。
「こいつはヤバい」

走ってはジャンプ、走ってはジャンプ。
なんとか魚を落ち着かせようとするが、一向に止まらない。
ついには4度目のジャンプ。それをなんとか乗り越えた。
だが、ここからは根ズレの危険との戦いとなる。
引き寄せても底へ走って戻る、その粘り強いファイトの繰り返し。

僕の肘もそろそろ限界に近いため、大鱒の一瞬のすきを待つ。
その後、大鱒が底へ向かわず上流へ走った。
「ここしかない」
ドラグをさらに緩めてハンドドラグにし、
『リバロス キャニオニック60M』のバットパワーをフルに生かし、
一気に浅瀬に引き寄せてランディングした。

「これは凄いわけだ」
背が高く、そして太い。
さらには稚アユを捕食しているだろうお腹はパンパンに膨れている。
素晴らしい雄のニジマスだ。

またしても素晴らしい出会いをすることができた。
「さあ、明日からも仕事を頑張ろう」

ちなみに。
その前の大鱒は、出てくるわけがなかった(笑)。