リバロス キャニオニック60L
バイラ50H(ヘビー)
バイラ50XH(エクストラヘビー)
TS金シルバーホロリウム(出商店・オリジナルカラー)
ステラC2500HGS
PEライン0.8号&ナイロンリーダー8ポンド
中部地方 某山岳河川
2019年4月7日
夕方
曇りのち雨
15℃
9℃
アングラー:PELEDONA(ペレドーナ) 長野県松本市在住

天気予報を見ると、曇りのち雨。
気合を入れてマイホームリバーに行くも、到着は午前11時を過ぎている。
しかし僕にとってはむしろ早く、これぞ気合の表れだ!

前回の大型レインボーを釣り上げたランの上流からスタートする。
そして釣り上がること3時間はたったであろうか。

そこには深いプールがあり、上流部には素晴らしい流れ込みが…
間違いなくいる。

プールはそのまま通過し、流れ込み部へ『バイラ50XH』を入れ、
流れに同調させながらお決まりの表層ドリフト&シェイクで誘う。
そして、ドラグ音が鳴り響く…
慎重にやり取りをし、
渓流用サイズのランディングネットではすくえないため、
ネットインを諦めてズリ上げを試みたが…

そこには魚はいなく、呆然と立ち尽くす自分だけ。
レッドバンドの鮮やかな大鱒は、
『バイラ50XH』と共に川底へ去っていってしまった。
改めてニジマスの強さ、恐ろしさを思い知らされた。

その後、スタート地点に戻り、もう釣りを終えようかと思ったが、
このままの精神状態では明日の仕事に影響が出てしまう。
「逃げちゃダメだ… 逃げちゃダメだ… 逃げちゃダメだ」
そう言い聞かせ、もう一度心を奮い立たせ、
前回に大型レインボーを釣り上げた、下流のランを流す。

大小の岩の混在する深瀬をお決まりの表層ドリフト&シェイク。
すると何者かが『バイラ50H』をひったくった。
強烈なヘッドシェイクから始まり、魚体全体を使って抵抗する鱒を、
『リバロス キャニオニック60L』が容赦なくいなす。
じっくりとやり取りをし、
またもネットインできないサイズの魚のためズリ上げ…

今度はうまくいった!
そこには鋭い顔つきのイワナが横たわっている。

全てにおいて文句の付けどころのないイワナに感謝し、
元の流れへ速やかにリリースした。
そしてまた、この言葉が口をついてしまった!
「バイラ、やバイラ〜(笑)」

明らかに僕のミスにより、
ラインブレイクさせてしまった『バイラ50XH』が、
大鱒の口から無事に外れてくれることを願い、釣りを終えた。