9フィート3インチ・自作スピニングロッド
バイラ70M(ミディアム)
バイラ70H(ヘビー)
バイラ70XH(エクストラヘビー)(プロトモデル)
シマノ社製4000番
PEライン1.2号&ナイロンリーダー20ポンド
長野県 犀川(さいがわ)
2018年秋〜2019年春
さまざま
さまざま
未計測
未計測
アングラー:長野のJustin HieHer(ながののジャスティン ヒーハー) 長野県長野市在住

『バイラ70』シリーズとは、
本当は中規模本流の鱒釣り、
特にスプリーモが言うところの美鱒向けであって、
決して長野県の犀川のような大本流で使うようにできていないのだろうが、
使いやすいし、釣れるから、結局投げてしまう。

毎日、通勤途中に犀川のポイントの横を通る身としては、
これが非常によくない。
「これを投げれば、また釣れるだろう」
と思わせるファクターが、
『バイラ70』シリーズにはたっぷり詰まっている。
サツキマスやノボリ系の鱒釣りにもマストな細身のフラッシングと、
ピッチの細かいローリングアクション、
狙った流れに刺しやすいボディバランスと飛距離。

信州の犀川だと、ここにさらに、
強いレンジキープ力が追加されれば、
あの分厚い流れの下にいるモンスターも誘い出しやすいのに!
と思っていたら…
『バイラ70XH』を発売するっていうじゃないですか(笑)。
いやらしい、実にいやらしい。釣れるに決まっている。

駄々をこねてスプリーモの関さんからサンプルを借りたら、
1つはなんと!
一撃で対岸の山に上陸させて回収不能になってしまった(笑)。
ゴッ、ごめんなさい。
軽く投げて『ディノバ80』シリーズより飛びます。
ビックリしました。

アクションは『バイラ70M』となんら変わらず、
軽やかに舞う、まさに『バイラ』そのもの。
ボトムレンジをしっかりとダブルリップで掴んで離さないので、
フルのダウンストリームで引いても、
隣のレーンに逃げてしまうこともなく、
トゥイッチしたら明後日の方向に飛んでいくこともありません。

『ロンズ』のように流れに漂わせてドリフトで食わすのか。
『ディノバ』のように強波動で魚を呼ぶのか。
この『バイラ70XH』のように、
食わせのドリフトも誘いの動きも両刀使いでいくのか。
また選択肢が増え、本流攻略が面白くなりそうですよ、これは!

きっとまだ秘密なのでしょうから、ルアーは写しませんよ(失礼)。


また会社に向かう途中で川に行きたくなることが増えそうだ…
仕事に支障が出たら、スプリーモに責任を取ってもらおう(笑)。