リバロス キャニオニック68M
バイラ70M プロトモデル(7cm/7g)
バイラ70H プロトモデル(7cm/10g)
ステラC3000XG
PEライン0.8号&ナイロンリーダー10ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ガンメタ
ネットバンド グレー
コットンツイル・ロゴキャップ ダークオリーブ
北海道
札内川(さつないがわ)
トッタベツ川(とったべつがわ)
2018年4月28日
午前10時&午後0時&午後2時10分
晴れ
17℃
8〜11℃
STEW熊澤(シチューくまざわ) 北海道帯広市在住

先月開催された尿酸値向上委員会in帯広。
その時に釣れた49.9cmのニジマス以来、
まともなサイズの魚に出会えていない。
雪代による濁りと増水中という状況もあるのだが、
尿酸値向上委員会で尿酸値の向上に成功したぼくは…
再び…
足が爆発(痛風発作)してしまったのだ!

「もうビールは飲みません」
そう誓い、発作が治まるのをじっと待ち、
ようやく普通に歩けるようになるまでに回復した。
行者にんにくたっぷりの餃子をつまみに、
薄めのハイボールで一杯やり早めの就寝とする。
翌朝5時、寝坊もせず、足の異常も見られず、そう快な目覚めだ!

さて何処の川に行こうかな?
前回、50cmまであと0.1mmに泣いた猿別川(さるべつがわ)にリベンジ?
たくさんの魚が遊んでくれる癒しの音更川(おとふけがわ)?
今シーズン初の札内川?
いつもやられる鬼門のトッタベツ川?

今日は、スプリーモの関さんから勝手に送り付けられてきた、
新作『バイラ70』(プロト)たちで大きなニジマスを釣りたい。
結局、水量豊富な札内川方面に向かうことに。
トッタベツ川の上流から下流にポイントを探しながら車を走らせる。
途中、トッタベツ川支流の岩内川(いわないがわ)に寄り道をし、
気温が上がってきた午前8時ごろに札内川に到着した。

水量はかなり多く、川の流れも昨年の秋とは変わっている。
「この水況の流れでデカいニジマスが釣れたら、楽しいだろうな〜」
と妄想を膨らませ、
『バイラ70M』を結んでポイントを探しながら釣っていくと、
倒木が複雑に入り組んだ何とも怪しい流れが現れた。
『バイラ70M』をボトム付近まで沈めて流れに漂わせていると、
PEラインが水中に引き込まれた。
「やばっ」
根掛かりか? そう思った瞬間、
根掛かりではない久しぶりの魚の感触! なかなかの強さだ。
「50cmの壁を超えられるのか!?」
無事にランディングしてワクワクの大きさ測定をすると、安定の48cm。

マッサージやストレッチで伸長もせず、48cmのままでリリースした。

その後大きく下流に移動して、ある大きなプールを釣っていると、
フォール中の『バイラ70M』が、突然魚に襲われた!
さっきのニジマスよりもデカそうだ。
魚はプールの中を縦横無尽に走り回って暴れたが、
疲れたところを見計らってランディングできた。
これは50cmの壁を超えたか!?
この大きさは最近見慣れた48cmではない…
ワクワクのサイズ測定…
「2cm超えている!」

52cm。今シーズン初の50cmアップだ。
「釣れて良かった〜」
そろそろハイボールが恋しくなってきた(笑)。

下流から釣り人も来たし、もう帰ろうかなと考える。でも、
「トッタベツ川も気になるな」
ヒグマが怖いけれど行ってみよう。

狙っていたポイントに車で到着し、川まで歩いていくと、
先行者の真新しい足跡が。
しかしその足跡はどうやら人ではなく、ヒグマのものだった…
熊スプレーを手に、
噴射したら自爆するであろう向かい風の中を車まで急いで戻る…

その場を後にして、もう1カ所の気になるポイントへ。
背後の森から何者からかの視線を感じるけれど、幸いヒグマの足跡はない。
スプリーモの関さんの油性マジック手塗り仕上げの『バイラ70H』を結び、
深瀬を釣っていく。大きな石が入ったいい感じのポイントだ。
石の裏に手塗り仕上げの『バイラ70H』を流すと、
「ガツン」
と魚が引っ手繰り、そのまま下流に猛ダッシュ。
そしてすぐさま上流にダッシュ。

「ヤバイヤバイ」
これはいつもトッタベツ川で大きなニジマスにやられるパターンだ。
冷静に無理せず、今回はじっくり時間をかけて、
寄せては走られることを繰り返し、無事にランディングに成功!
「やったー」
やっと捕れたトッタベツ川のニジマスをワクワクのサイズ測定。

「55cm!」
今日はもう満足。

とっとと帰って行者にんにくアヒージョにハイボールで祝杯だ!

それにしても、新作『バイラ70』(プロト)たちの仕事っぷりが凄かった!
次は60cmを目指して頑張ろう、ありがとう『バイラ70』たち!
「バイラ、やバイラ〜(笑)」