リバロス キャニオニック68M
モフィー50MS
(出商店・オリジナルカラー)
ステラC3000XG
PEライン0.8号&ナイロンリーダー10ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ガンメタ
ネットバンド ブラック
コットンツイル・ロゴキャップ ダークオリーブ
北海道 猿別川(さるべつがわ)
2018年3月24日
午後1時
晴れ
5℃
8℃
STEW熊澤(シチューくまざわ) 北海道帯広市在住

2018年度初となる尿酸値向上委員会in帯広が、
3月24日&25日で開催されました。
本州からは“ササキ ヒトシ”さん、
北海道からは“MACKEREL石山(マッカレルいしやま)”先輩と、ぼくの参加。

24日午前に帯広空港で”ササキ ヒトシ”さんと合流し、近くの猿別川へ!
そして、スプリーモの関さんから勝手にまた送り付けられてきた、
新作『バイラ70』(プロト)のサンプル品たちを皆に分配し、釣りスタート!

例年この時期だと仕事前には朝練をしに川に行き、
必死にニジマスを追い求めているのだが、
今シーズンはまだ2回目の釣り…

釣り熱が冷めた? 仕事が忙しかった?
いえいえ、アイツがやってきたのです。
…痛風発作。
年明け早々に尿酸値が定量オーバーして足が激痛に襲われ、
その痛みが長引き、最近までウェーダーが履けなかったのです…

久しぶりの川は、気持ちがいい!
「釣りってこんなに楽しいんだ」
とつくづく思いながら釣り上がっていくと、
“ササキ ヒトシ”さんがカッコイイ雄っぽいニジマスを釣りあげている!
「これでもう飲めますね(笑)」
「もう街に行きましょう!」
などと3人の冗談が飛び交い、河原に笑い声が響く。

魚を見て釣りたい気持ちが最高潮に達する。
その後しばらく何の異常もなく釣っていると、
豪快な落ち込みがあり、その下流にはプールが広がり、
なんともムフフな感じのするポイントが。

スプリーモの関さんから勝手に送り付けられてきた『バイラ70』の、
本人の油性マジック手塗り仕上げモデルを結び、思いっきりキャスト。

抜群の飛び!
泳ぎっぷりはとっても細かいローリングアクション!
これは鱒たちを魅了するに違いない!
そして、細くて薄々なボディでフッキングも良さそうだ。

そんな『バイラ70』の泳ぎっぷりに見入っていると、
その後ろに大きなニジマスがず〜っと追尾してきているではないか!
心拍数と、もちろん尿酸値も一瞬で最高潮に。
「喰ってくれ! 君が喰ってくれたら、おいしいお酒が飲めるんだ!」
そんな心の叫びも届かず、大きなニジマスは元の深場に戻っていった…

ルアーを長野県のプロショップ・出商店さん特製の、
『モフィー50MS』オリカラに交換してサイズダウンし、
鮭稚魚が流されているようにナチュラルに流していくと、
「グン」
と竿先が絞り込まれる。
バシバシとアワセを入れると、
魚がジャンプをしながらプールの中を縦横無尽に走り回る。
「堪らない、楽しい、ニジマス最高!」
十分にファイトを楽しみランディング!

2018年初のニジマスをドキドキでサイズ測定。
「おっ、超ギリギリで50cmあるかな?」
念のためもう一度。

「49.9cm」
何かのミスだな、もう一度。

「49.8cm」
だんだん小さくなっていくな…
最後にもう一度。

「49.99cmだな(笑)」
今年も50cmの壁は高そうだ。

それから夕方まで頑張ったけれど、魚からの反応はなく納竿。
その夜は大好きな「じんぎすかん北海道」から始まり、
やきとん屋でモツ煮にハイボール、
最後はBARに行きウイスキーで締めて、
無事に尿酸値向上委員会in帯広の目的を果たし、
寝坊と足の爆発(痛風発作)を心配しながら、ぐっすりと就寝した。

翌朝は寝坊もなく、ぼくの足の成長も見られない。
まずは音更川(おとふけがわ)をやってみるが異常なし!
川を十勝川(とかちがわ)上流域に変えてみるけれど、
藻が大量発生していて異常なし!
“ササキ ヒトシ”さんが、モズクが嫌いになりそうだと言っていました(笑)。
そして、最後は戸蔦別川(とったべつがわ)へ。
…異常なし。

二日目は厳しい釣りになってしまったが、
2018年度初の尿酸値向上委員会in帯広は楽しく幕を閉じた。
今シーズンは『バイラ70』シリーズも仲間に入るとのことだから、
さらにどんな鱒たちに出会えるのか、今から楽しみ、楽しみ。
想像しただけで今夜もお酒が進んでしまい、
期待はもちろん、尿酸値も大きく膨らみそうだ。
…ムフフフフ(笑)。