リバロス キャニオニック52ML
バイラ50XMD(エクストラミディアムディープ)
Sヤマメ
カーディナル3(グリーンライン)
PEライン0.8号&フロロカーボンリーダー8ポンド
岐阜県から約300kmの日本海流入河川
2017年7月某日
午前9時ごろ
晴れ
暑い
高い
アングラー:岐阜の軍曹(ぎふのぐんそう) 岐阜県土岐市在住

金曜日の夜、
“長野のJustin HieHer(ジャスティン ヒーハー)”さんに連絡を取る。
これが、いつものとおりの始まりであった…
(“長野のJustin HieHer”さんは、以後“J・H”さんと呼称)

今年は他魚種の釣りに忙しく、トラウト釣りの解禁は先々週。
雨後の好機を期待しての大場所フィッシングでイワナと戯れた。
そして、そろそろアマゴかヤマメを釣りたいと思い、
先日発売されたばかりの『モフィー50』を持って、
今週はふらふらと釣り歩く予定だったのだが…

「スプリーモの関さんと土日月曜日に釣りするんだけど、軍曹も来る?」
と“J・H”さん。自分、
「行く、いく、イクゥ」
の2つ返事? で参戦決定(笑)。

金曜の夜11時半に出発し、
翌日の午前2時半に待ち合わせ場所に到着。
車内で仮眠を取って、待ち合わせ時刻の午前4時半。
“J・H”さんは来ない…
メールを打つ…
案の定の寝坊…(笑)。
岐阜県の激戦区なら致命的だが、まあ、この辺りはダイジョブ。

予定より1時間はおしているが無事合流。
初対面のスプリーモの関さんともあいさつを交わして、目的の渓流へ。
今日はウェットスタイルのゲーターでの釣り。
しかし普通なら快適なはずが、河原の暑い事、暑い事。
スプリーモの関さん、“J・H”さん、自分。
3人で『モフィー』で釣り上がる。

「『モフィー』はどうですか?」
とスプリーモの関さん。
自分みたいな「おまけ」に気さくに気を使ってくれて…
うれしいじゃありませんか(笑)。

『モフィー』の使用感は、インジェクションミノーとは思えない。
下手なバルサミノーを凌駕する驚異的なミノー。
途中で気が付いたのだけれども、
いつもの調子でアクションを付けると動きすぎて魚のスレを誘発しそうで、
人差し指でロッドのバットをトントンする程度のアクションで十分だと思った。
特にスプリーモの関さんと“J・H”さんの後追い時は、
普通のアクションをかけたら釣れる気がしない(笑)。

とある大場所で、スプリーモの関さんが『モフィー』でダメ。
“J・H”さんも『モフィー』でダメ。
「…」
「…」
「…」
表〜中層がダメでも、ボトムなら…
『バイラ50XMD』Sヤマメ投入の1投目。
「ボトムまで十分に沈ませてっと」
ワンアクション。ツーアクション。スリーアクション。
「ムニュ」
という違和感と同時に素晴らしい疾走のヤマメがヒット。

「ごめんなさい、すみません」
とスプリーモの関さんに謝罪を叫びながらファイト。
無事にランディングネットに収まってしまいました(滝汗)。

「…」
「…」

スプリーモの関さんと“J・H”さんの両名の流れ的に、
「今は発売されたばかりの『モフィー』で釣る場面だろ…」
の、空気読めの目線が痛し(激汗)。

それからは『モフィー』で釣り上がりましたが、
スプリーモの関さんが大物の気配を感じたポイントでは、
“J・H”さんと二人でこっそり『バイラ50XMD』を投げました(秘)。

その後、“J・H”さんと自分にはドラマは起きませんでしたが、
スプリーモの関さんが「持っている男」を見せてくれて、
『モフィー50MS』で釣り上げた良い魚を拝見できた。

生・固い握手も拝見できた、感動ものだ…

そのまま3人で温泉に行き、1日目を終了。

2日目はあいにくの雨で、目ぼしい全河川がカフェオレ色の濁り。
日本海が見える所まで3人で川探しをしたけれども、
これ以上川探しをして北上すると帰宅困難になる恐れが出てきたため、
自分は途中で別れ、富山県経由で岐阜県へ。
すると岐阜県側の飛騨の河川は濁りがなく、少し釣りをして帰宅。
そして楽しい迷走フィッシングが終わりを告げた。

アレ?
『モフィー50』を持ってふらふらと釣り歩くという、
当初の主旨とは何か違う気がするけれども、
無事に走行距離2日で約1000kmの旅が終わった。
2日間を釣りきった感はないけれども、
何かをやり遂げた感はある不思議な旅行(?)でした。
アレ?

スプリーモの関さん、および、ガイド役の“J・H”さん、
2日間ありがとうございました。

少し早いですが、2017年も良い夏休みの思い出ができました。
この場を借りてお礼を申しあげます。