皆さん、こんにちは。
「思えば去年も一昨年も、この時季大当たりする渓流に、
肝心の『モフィー50』を投入していなかったな…」
ということで、先日『モフィー50』のサンプルでみっちり釣ってきました（笑）。

相変わらずのキレッキレの表層ダンスを奏でる『モフィー50SS』のサンプルが、
周りの人間たちに奪われたので一つも残っていない！
そのため、『モフィー50MS』一本勝負です（泣）。

『リバロス キャニオニック64M』は、
ボクのお財布事情で今年は購入できなかったのですが、
『モフィー50』のもろもろに協力したからか？
優しいスプリーモの関さんは、
最終OKサンプルの『リバロス キャニオニック64M』をレンタルしてくれました。
なんて良い人でしょう（笑）。

ばっちり鱒汁を染み込ませて帰さないと！

連日の豪雨明けで、最初は『モフィー50MS』でもきつい水勢。
そこで『バイラ50XMD』のスパークルカラーのSホロリウムアユと、
メロンソーダみたいでラメラメのSクリスタルヤマメで、
あいさつ代わりに尺イワナのオンパレードです。バックリとくわえてきます。

この水況だと、他のミノーだとアップで攻められない押しの強さなのですが、
『バイラ50XMD』をしっかり女波に入れて、
いいところで適度なラインスラックを入れて、
縦トゥイッチをすると、こういうときにジャンジャン釣れるのです。

『バイラ50XMD』って、こちらに進んでこないで、
1カ所で長時間ダンスできるように設計されているのですよね。
背中の曲線とバックリップとフロントリップの配置の妙ですかね。
スプリーモの関さんの縦トゥイッチを初めて見た時は、
「何やっているのかな？ この人」
と思っていましたが（笑）。

さて、イワナも十分に釣ったので、本命のヤマメです。
去年も尺上サイズ祭りとなりエントリーしましたが、さてさて今年は…

去年の釣り方は、『バイラ50』たちのレギュラートゥイッチと、
先述の『バイラ50XMD』ならではの女波攻め。
今年はサンプル『モフィー50MS』のSオリーブ/エッグ縛りときたものだ。
水量は申し分なし、濁りは収束しはじめ的な状況。
ヤマメのいる場所は…

6gの『モフィー50MS（ミドルステア）』。
6gなのに「スーパーヘビー」ではなくて、
「ミドル」と命名されたその訳が、きっとこれですねコレ！
絶妙な棚を、絶妙なレーンを、
かつボトムをほじくらないで、前に進んでもこないで、
さらにスリップもしないで攻められる、
そして魚を底から浮かせて、襲わせて、食いつかせる！

すみません。
発売前なのに、先に散々堪能させていただきました。
パッケージでいろいろ解説しているルアーが世の中にたくさんありますが、
これはまず、ぜひ先入観なしで使ってみていただきたいミノーですね。
自由度満点です。
スプリーモの関さんが言うところの、
まさにアクロバティックなんとかアクション！

『リバロス キャニオニック64M』のインプレッションも、ですね。
「お気に入りの『リバロス キャニオニック60M』とかぶるかな〜」
なんて思っていたのですが、
『リバロス キャニオニック60M』よりセンシティブで、
軽量ミノーからヘビーシンキングミノーまでばっちりOKでした。
4インチの長さの差は、ティップのしなやかさを相当変えます。

本流差しのセレクティブな鱒相手なら、
この『リバロス キャニオニック64M』のティップは強力な武器ですね。
あとアップストリームの釣りでしか使いませんでしたが、グリップ長が絶妙です。
まったく邪魔になりません。

中規模河川でラインメンディングの必要があるところや、
7cmミノーまで使った中・大型の鱒狙いなら『リバロス キャニオニック68M』。
渓流でダムからの遡上魚などの大型狙いや、
10gルアーなども投げたいなら『リバロス キャニオニック60M』かな？
気持ちのいい飛距離とライン抜け、スムーズすぎるベンドカーブは、
『リバロス キャニオニック』を手にしている人ならわかる、
信頼のあの独特な味付けをそのままに堪能できます。

そんなわけでスプリーモの関さん、
『リバロス キャニオニック64M』はもうちょっと借りていてもよいでしょうか？
ばっちり鱒汁を染み込ませて帰しますので！
それから『モフィー50SS』のサンプルが、
周りの人間たちに奪われたので一つも残っていません…
みんな待っていますから、もう、早く発売してよ！