リバロス キャニオニック68M
リバロス キャニオニック60M
バイラ50M(ミディアム)
Sブラック/オレンジ
バイラ50HMD(ヘビーミディアムディープ)
松本ストリームヤマメ
(上州屋松本インター店・オリジナルカラー)
ステラ2500HGS
PEライン0.6号&ナイロンリーダー7ポンド
オリジナル ハンドメイド
ブレイドバー ブロンズ
コットンツイル・ロゴキャップ チャコールグレー
長野県 某本流
2017年6月11日
午前8時〜午後3時30分
晴れ
11〜22℃
14℃
アングラー:植松 千英(うえまつ ちひで)長野県諏訪郡在住

最高に楽しかったサクラマス遠征が終わるころ、
類似するような楽しさを味わえる釣りが開幕する。
それは、信州の遡上鱒を狙う釣りだ。

本流河川に生息する多くのヤマメ&アマゴは、
中・下流域から上流域、支流へと遡上する。
その遡上のタイミングは初夏〜晩秋にあり、
この移動をみせる魚たちを遡上鱒と総称すると私は解釈している。

今季も早速、大型渓魚を狙って本流へと向かった。
この釣りでいつも使用するロッドは、
『リバロス ブレイドウィザード70L』あるいは、
『リバロス キャニオニック60M』なのだが、
今季からは『リバロス キャニオニック68M』が戦力に加わる。

新調したばかりの『リバロス キャニオニック68M』で、
本流域で5cm/3.5gのスローシンキングミノーをファーストキャスト。
記念すべき瞬間だったが、ロッドパワーが思ったより強力で、
ブランクの反動を引き出せずにミスキャストしてしまった。
バットのパワーを引き出す投げ方にすると、
バシバシとキャストが決まるようになった。

本流域の水量で6〜7cmのミノーを完全に操作できるパワーと、
超ファーストテーパーの繊細なティップが、
5cmのスローシンキングミノーにも対応するという過激な仕様に驚いてしまう。
しばらくすると、『バイラ50HMD』上州屋松本インター店のオリカラに、
良型の美しいヤマメがヒットし始めた。

遠投して、しかも、水深の深い場所で、
『バイラ50HMD』に確実にアクションを与えられること。
それが釣果につながっていることは言うまでもない状況だ。

「小型ミノーを本流で意のままにアングラーが操作できる」
という性能を形にしたのが『リバロス キャニオニック68M』であろう。
「鱒たちにこちらから仕掛けて、バイトさせる釣りが得意なのでは…」
このロッドに対する自分自身の感覚ではあるが、
そんなスタイルにバッチリとはまった瞬間だった。

この後は、大型の放流ニジマスの連続ヒットに威力を発揮した。

3倍体の強烈なパワーの鱒たちと次々と戦う事態になってしまったが、
『リバロス キャニオニック68M』が大活躍してくれて、
楽しいデビュー戦となった。

それにしても、
長野県内の多くの河川がニジマスの放流を強化しているので、
魚影が濃くになって数釣りが可能になった。
漁協さんたちは、長野県を北海道のようにしたいのかな?