リバロス キャニオニック60M
スプリーモ・新渓流用ミノー(5cm/6g) プロトモデル
ステラC3000XG
PEライン0.8号&ナイロンリーダー10ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ガンメタ
ネットバンド ブラック
コットンツイル・ロゴキャップ ダークオリーブ
北海道 岩内川(いわないがわ)
2017年5月15日
午前8時10分
曇りときどき雨
4℃
7℃
アングラー:STEW熊澤(シチューくまざわ) 北海道帯広市在住

ずっと発売を楽しみにしている、スプリーモの新渓流用ミノー。
するとなんとゴールデンウイークに、そのプロトが、
スプリーモの関さんからまた勝手に送りつけられてきた。
内容は、本人の油性マジック手塗り仕上げモデルの4gと6g、
それと、ぼくがぼくであるためのスピリチュアルカラー塗装用透明モデルの4gと6g。

一刻も早く川へ向かいたい。
しかし休みもないので、ひたすら新渓流用ミノーのプロトを眺める毎日。
そして気が付けば5月も中旬。
しかしついに、3週間ぶりに釣りに行けそうな日が!

目覚ましは気合を入れてAM4:00にセットし早めに就寝。
AM6:00起床…
順調に2時間の寝坊…
午前中しか時間がないのに寝坊とは…
久しぶりの暴走オタンコナス状態!
とりあえず車に乗り込み川へと急ぐ。
10数キロ続く直線道路を飛ばし、
前日に下見をしておいた岩内川のポイントに到着した。

『リバロス キャニオニック60M』に、
油性マジック手塗り仕上げの新渓流用ミノー(プロト)を結び、
キャストしアクションを入れてみると…
ハードルアーとは思えない動きが!

「ハハハハ、スゲーなこれ、絶対釣れるよ」
と、誰もいない河原に大きな独り言が響く。
にょろにょろ系?
まるで生きている魚のようにソフトな動きだ。

ロッドアクションに応じて動きがさまざまに変化するのも面白い!
アップストリームからダウンストリームまでのどんな釣り方でも、
一切バランスを崩さずに最後まで泳ぎきり、鱒を誘ってくれる。

重いほうの6gモデルを使い、
目の前にあるプールの川底までゆっくりと沈めていき、
激しくアクションを入れると、川底でしなやかにギラギラとアピールしている。
二投目、さっきと同じように川底でギラギラさせていると、
一瞬ミノーが見えなくなった。
その直後、竿先に重みが伝わり、即座にアワセを入れる。
ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ!
三連発の連続ジャンプを耐えて、無事にランディング!

精悍な顔つきの47cmのニジマスだった。

写真撮影後、流れに魚を戻し上流に向かうと、大場所が現れた。

新渓流用ミノー(プロト)を流れに乗せて流下させながら、
軽めのアクションを入れていると、
引っ手繰るようなアタリと共にドラグ音が鳴る。
そのまま魚は下流にダッシュし、宙高くジャンプ!

「おー、さっきのより大きいな」
また、ジャンプ! ジャンプ!
「よく飛ぶなー」
ジャンプ! ジャンプ!
「あ、バレそうだ… ヤバイ」
ジャンプ! ジャンプ!
「もう飛ばないでくれー」
祈る気持ちとは裏腹に、さらにジャンプ! ジャンプ!
次の瞬間、ラインテンションがなくなり…
さようならビッグニジマス…

60cmぐらいあったけれど、フックが折られていた。
その後、何カ所かポイントを見て回り、雨が強くなったところで納竿。

やはり、思ったとおりに釣れた、新渓流用ミノー(プロト)。
今年の渓流ニジマス釣りは、これまで以上に楽しくなりそうだ!

次回は、ぼくがぼくであるために全身全霊で着色した、
デカニジ攻略にきっと威力抜群のスピリチュアルカラーを投入しよう。
…ムフフフフ(笑)。