5フィート3インチ
ウルトラライトアクション
バイラ50H(ヘビー)
Gグリーン/オレンジ
セルテート2004CH
PEライン0.6号&フロロカーボンリーダー6ポンド
ブレイドバー ブラック
長野県 犀川(さいがわ)水系某支流
2017年4月9日
午後0時20分
曇り
15℃
10℃
アングラー:アイダカズユキ 長野県安曇野市在住

犀川漁協エリアが解禁してから犀川本流に通うものの、いい結果に恵まれない。
ということで、気分転換に支流域へ足を向けてみた。

朝方から降っていた雨がやみかけたところを見計らって家を出る。
現地に到着し、準備を済ませて釣りを開始。
しばらく釣り進んでいくと、ルアーの背後に、
50cmを超えるであろうブラウントラウトがチェイスしてきた。
が、食わせることができずにルアーは足元に帰ってきた。
「惜しい、もう1投」
するとまたチェイスしてきた。
「食え、食ってくれ」
しかし願いは届かず、魚が食うことはなく、
もう1投するも3度目の正直とはいかなかった。

残念だが気持ちを切り替え、ルアーを『バイラ50H』にチェンジし、
釣り進むと待望のアタリが。
なかなかの手応えに気分が高まる。寄ってきたのはニジマスだ。
サイズもまずまず。
慎重にファイトしているとニジマスがジャンプ。そしてバレてしまう。
「慎重になりすぎた…」

直後に同じくらいのニジマスを掛けるも、またもやバラシ。
「これはいいサイズは釣れずに小さいサイズは釣れるパターンでは…」
嫌な予感は的中。
その後は、いいサイズはチェイスやバラシで終わり、
なんとかひねり出したのは、可愛いサイズのブラウントラウト。
嫌な予感が的中してしまったので帰ろうかと思ったが、
時間もたったし、反応の良かった場所にもう1度入りなおしてみる。

ルアーは今まで唯一好反応のみられる『バイラ50H』。
今日は『バイラ50H』で押し通そう。
その気持ちが通じたのか『バイラ50H』がグッと抑え込まれた。
「よし、今度こそ!」
魚のダッシュをいなして寄せてくると、レッドバンドが鮮やかなニジマスだ。
慎重になりすぎないように意識しながらファイトを続け、
いよいよネットに手を掛ける。

ここで油断は禁物。今日は小型の渓流用ランディングネットだ。
気持ちを落ち着かせ、
何とか無事に頭からネットに収めることに成功した。

釣り上げたニジマスはレッドバンドの他にヒレまでも赤色に染まっている。
ここまで赤色に染まったニジマスは久しぶりに釣ったので、
ついつい見入ってしまった。

写真を撮ってリリースし、川に帰っていく姿を見送る。
この調子で、犀川本流でも結果が出るように頑張ろう!