リバロス キャニオニック60M
バイラ50HMD(ヘビーミディアムディープ)
Sシャッド
ステラC2500HGS
PEライン0.8号&ナイロンリーダー8ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ガンメタ
ネットバンド ブラック
コットンツイル・ロゴキャップ ダークオリーブ
北海道 十勝川(とかちがわ)
2016年6月29日
午前11時30分
晴れ
25℃
11℃
アングラー:STEW熊澤(シチューくまざわ) 北海道帯広市在住

5月の下旬に何の前触れもなく、
痛風超予備軍とうわさされるスプリーモの関さんから、
突然の痛風発作のように送り付けられてきた、
油性マジック手塗り仕上げの『バイラ50』MDモデルのプロトたち。

その心温まるカラーを惜しげもなく、勝手に、
今年のぼくのスピリチュアルカラー「痛風レッド」に塗り替え、
札内川(さつないがわ)に向かった。

使った感想は、
「ヤバい! これは釣れる!!」
その一言に尽きる。
完全に一目惚れしてしまった。
発売されたら、しこたま買い込もうと心に決めた!

その後、新発売された『バイラ50』MDモデルたちを購入し、
油性マジック手塗り仕上げとも、ぼくのスピリチュアルカラー「痛風レッド」とも違う、
光り輝く美しい製品たちが届いた。
早速デビュー戦に行きたいけれど雨、雨、雨…
6月の十勝地方はとにかく雨…
ところが6月も下旬に差し掛かると、数日間天気が良くなり、
おかげで『バイラ50』MDモデルたちのデビュー戦に行けそうな気運!

今回もぼくがぼくであるための2時間の寝坊により、
デビュー戦の舞台に選んだ十勝川上流域を目指し、午前7時に出発。
小一時間のドライブで無事に到着した。

十勝川の上流域には数個の大きなダムがあるため、
そのダムとダムの間の渓流を釣ろうと考えていたけれど、
思っていた以上に水量が多く、濁りもきつい。

濁りが薄くなる事を期待してもう一つ上流のダムへ。
濁り、水量、変わらず…
更に上流のダムへ。
水量、濁りは問題ないけれど、河原へのアプローチが分からずに断念…
再び上流へ十数分移動し、ようやく川へ下りられそうな場所に到着した。
熊鈴、熊スプレー、鉈(なた)を装着して、川へと向かう。

今日は根掛かりしても構わない覚悟で、
新品の『バイラ50HMD』と『バイラ50XMD』でボトムの釣りに徹する。
釣りを始めるとすぐに反応があった。
記念すべきファーストフィッシュは、パンパンに太った尺クラスのオショロコマ!
写真を撮ろうと準備をしていると、しかしニョロニョロと蛇のような動きで逃亡…

その後も、小型〜中型のニジマスとオショロコマがたくさん相手をしてくれる。
そのまましばらく釣っていくと、何ともよさげなポイントが現れた。
川底には大きな石が点在している。

1投目、『バイラ50HMD』Sシャッドを瀬頭の白波の真下に沈めていき、
軽くアクションを入れながら漂わせていると、
「グゥッ」
と竿先が絞り込まれる。
バシバシとアワセを入れると、
ドラグ音を鳴らしてPEラインを引き出しながらゆっくりと下流に動く。
「これは、なかなかのサイズだ!」

早く魚を見たい気持ちをグッと堪え、10分近いファイトを楽しみ無事にランディング!

『プラウ90SL』に横たわったのは、
背中が盛り上がり厳つい顔をした57cmのニジマス。

「また会おう!」
と約束しリリースした。

それから、夕方近くまでポイント開拓をして納竿。

今回、『バイラ50HMD』と『バイラ50XMD』が仲間に入ったおかげで、
今まで手の届かなかった深場まで攻められるようになり、たくさんの魚に出会えた。
とても気分のいいデビュー戦を楽しむことができた。
そして、この夜から始まった連夜の祝杯で、親指、足首に異変が…

『バイラ50HMD』と『バイラ50XMD』発売のお祝いという名目で、
スプリーモの関さんに、
プリン体たっぷりの食材を勝手に送り付けて、尿酸値を上げてしまおう。
今年の渓流釣りはさらに楽しくなりそうだ!