リバロス キャニオニック52M | |
バイラ50M(ミディアム) Sシャッド Sワカサギ |
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ステラC2500HGS | |
PEライン0.8号&ナイロンリーダー8ポンド | |
プラウ90SL | |
ブレイドバー ガンメタ ネットバンド ブラック コットンツイル・ロゴキャップ ダークオリーブ |
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北海道 音更川(おとふけがわ) | |
2016年3月29日 | |
午前10時20分&午後0時40分 | |
晴れ | |
7℃ | |
4〜9.6℃ |
長い冬が終わり、ようやく春らしくなってきた北海道。
川に張っていた氷が落ちると同時に巨大ニジマスを求めて、
十勝川(とかちがわ)本流や札内川(さつないがわ)に足を運んだものの、
魚に出会うことなく春を迎えてしまった。
「明日はどこに行こうかな?」
ハイボールを飲みながらじっくりと考えて就寝。
とにかく荒々しく男らしく、十勝川本流?
ぼくがぼくであるための、通い慣れた札内川?
ちょっぴり背伸びして、新規開拓?
翌朝6時、寝坊することもなくすがすがしい目覚め。
迷いに迷った結果、音更川を開拓することに。
そこは十勝地方でもかなりの人気河川。
上流にはモンスターブラウンで有名な糠平(ぬかびら)ダム、
元小屋(もとごや)ダムがあり、
それらダムの放水がなければ濁りにも強く水量も安定している。
下流から上流にポイントを探しながら車を走らせる。
上流に行くに連れ、釣り人の姿がチラホラ。
良さそうな場所には先行者…
さらに上流に行くと素敵な流れが! 釣り人も入っていない。だけど、
「ヒグマが怖いな」
熊スプレー、鉈(なた)で武装して入渓する。
釣り始めてすぐに、背後の森が気になる…
背中に熱い視線を送られている気がする…
昨年、音更川に出没して話題になったヒグマにそっくりな犬「クロ」かな?
いや違う!
猫派のぼくでも分かる、この熱視線は「クロ」のものではない!
背後の森に、本物のヒグマの気配が…
とても釣りどころではない。
そそくさと退散し安全な中流域へ移動した。
『リバロス キャニオニック52M』を手に、
『バイラ50M』を結んでテンポ良く釣り下っていくと、
大きなブロックが流れに入りその周りが少し掘れている。
『バイラ50M』をアップクロスにキャストし、流下させながら誘っていると、
PEラインが止まり、ロッドを煽ってみると何かが動いた。
どうやら魚のようだ!
しかもデカい!
流心の底にピッタリと張り付き微動だにしない。
どうにか魚を動かそうとやや強引に引っ張ると、
一瞬浮くけれど再び底に張り付く。
「バレませんように」
「糸が切れませんように」
と願いながら、浮かせては潜られ、寄せては走られることを繰り返し、
ようやくランディング!!
『プラウ90SL』に横たわる厳つい顔のニジマス。
ドキドキしながら大きさを測ると…
65cm!
「うおおおおおおおおおおーーーーーーー」
「やったぞーーーーーーーー」
音更川に響く、魂の雄叫び。
猫派のぼくだけれど、犬の遠吠え以上に吠えてやった!
それから記念撮影に少々付き合ってもらい、優しくリリース。
流れに戻っていく後ろ姿を見送る。
「ありがとうニジマス君」
その後は異常なく、昼食を挟み午後の部へ。
車で堤防を走りながらポイントを探していると、何だか良さそうな場所を発見!
川が蛇行を繰り返し、
倒木などのストラクチャーもたくさんあり、期待が膨らむ。
根掛かり覚悟で倒木際に『バイラ50M』を漂わせていると、
物凄い衝撃と共に、ドラグ音が鳴り響き、銀色の魚体が2度宙を舞った。
「こいつも大きそうだ」
痺れるようなファイトを楽しみ、無事ランディング!!
今日2本目の大きなニジマス。
サイズは何と60cm!
1日に60cmアップが2本揃うのは初めての経験。
「うれしいな〜」
ニヤケ顔が止まらない。
猫派のぼくだけれど、ちびりながら尻尾を激しく振りまくっている感覚!
その後、ブラウントラウト狙いで隣の士幌川(しほろがわ)へ移動した。
しかし、到着してみてびっくり、まさかの泥濁り…
仕方がないし、十分に楽しんだので、少し早いけれど納竿とした。
その夜は家族と焼肉パーティーで祝杯。
久しぶりに、痛風の天敵・生ビールをたらふく飲む。
「くぅ〜、たまらなくうまい!」
するとすぐに親指、足首に異変が…
それでも今夜は飲む、足がもげてしまっても…
ぼくのマタタビ・生ビールに、のどがゴロゴロ言いっぱなしだ(笑) 。