リバロス ブレイドウィザード90H
ロンズ シャローエディション9cm Sブルー/ピンク
ステラ4000XG
PEライン1.2号&ナイロンリーダー23.5ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ブロンズ
ネットバンド セージグリーン
コットンツイル・ロゴキャップ ダークオリーブ
福井県 九頭竜川(くずりゅうがわ)
2016年3月5日
午前6時30分
曇り
7℃
6℃
アングラー:植松 千英(うえまつ ちひで)長野県諏訪郡在住

解禁からの釣果から、サクラマスが大量遡上している福井県・九頭竜川。
降雪が異常に少ない今シーズンは、
この後に雪代による大きな増水は期待できないと考え、
「まだ水のあるうちに釣りをしなければ」
と思い、この週末も深夜に福井県まで車を走らせた。

朝一番のポイントは、今回は迷いなく決めている。
今季のこれまでの結果から私は、
『ロンズ シャローエディション9cm』の超表層ゲームの魔力に取りつかれてしまった。
2つの実績ポイントとの間に位置するサクラマスの遡上ルート。
そこにあるシャローエリアから、水深の増す緩やかなブレイクが狙いだ。

薄暗い早朝なら、ここのシャローにサクラマスが着いている可能性があるだろう。
日の出を待っていると、対岸下流のアングラーがサクラマスを掛けてファイトしている。
「やはり、下流の実績ポイントにすれば良かったかな?」
と思いながら、
『ロンズ シャローエディション9cm』ケイムラカラーのSブルー/ピンクを選んだ。

少し明るくなると、下流でサクラマスがライズしているではないか。
しかも数匹いるように思えた。
「このシャローにサクラマスが遡上しているに違いない」
と思って釣りを開始した。
ウェーディングと超遠投によるフルダウン状態で、
『ロンズ シャローエディション9cm』に連続的なトゥイッチを入れて誘う。
すると強烈なアタリがあり、
超表層を泳ぐ『ロンズ シャローエディション9cm』にサクラマスが食らいついた。

これまでのサクラマスとは明らかに違う重い引き。
ヒットしたのは『リバロス ブレイドウィザード90H』を大きく曲げる、大型のサクラマス。
容易にはネットイン出来ない大きさと重量から、時間をかけようと決める。
抵抗しなくなる状態にならないと、ランディングすることが叶わないだろう。

鋭いダッシュと、まるで真鯉のようなトルクのあるパワーで抵抗するサクラマス。
弱まる気配がないほどであったが、
長期戦で徐々におとなしくなってきたのを感じた。
そのタイミングを逃さず素早く『プラウ90SL』にネットイン!

ハイプレッシャーの九頭竜川で、
こんなに大きなサクラマスが、超表層に大胆に浮上してヒットする真実。

それを教えてくれた『ロンズ シャローエディション9cm』は、
このような状況でもサクラマスを引き寄せる魔力があるのではないか。

岸際に横たわる素晴らしい魚体のサクラマスが、
そのことを証明してくれているように感じた1匹でした。