リバロス ブレイドウィザード90H
ディノバ80DR(ディープランナー)Gブラック/オレンジ ロンズ スローシンキング9cm Gブラック/オレンジ
10ステラ4000XG
PEライン1.2号&ナイロンリーダー23.5ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ブロンズ
ネットバンド セージグリーン
メッシュバック・ロゴキャップ ダークグリーン/カーキ
長野県 犀川(さいがわ)
2015年10月10日&10月17日
10月10日 午後1時15分
10月17日 午後2時51分
晴れ
18℃
15℃
アングラー:植松 千英(うえまつ ちひで)長野県諏訪郡在住

第2ステージに突入した犀川本流。
下流域の犀川殖産漁協エリアは禁漁期がないため、
移り変わる季節を感じながら一年中釣りができる。
その素晴らしいフィールド・犀川本流に、再び晩秋の好期が訪れた。
水量も濁りもベストな状況に期待度は大きい。
朝晩の寒暖の差が大きく、昨晩の気温はひとけたまで下がったことから、
日中の釣りで釣果を得ることができた。

ファーストヒットは、やはり放流直後の40〜50cmのニジマスだ。
今回の放流ニジマスは太く、コンディションは良好な個体だから、
ヒットすればそれなりに楽しめるファイトであった。

だがやはりネイティブのブラウントラウト、ワイルドなニジマスが釣りたい。
そう願っているので、放流ニジマスたちの猛攻に会いながら各ポイントを回った。

その先週の釣りに続き、今日は水深の深い瀬を中心に探る。
『ディノバ80DR』をアップクロスでキャストしてボトムを流下させると、
立ち位置より約30m上流でヒットした。
この位置でヒットする鱒はだいたい活性の高い個体で、勝負が速くつくことから、
今日も恐らくそのパターンがハマったのだろう。

上流のボトムから下流側に引き寄せに入るが、
その感触からは鱒の大きさはまだ分からない。
やがて正面の流心部まで鱒を引き寄せると、その重さから良型のブラウンの予感。
足元の流心下でなかなかのファイトをしてくれたのは、
予想したとおりの52cmの雄のブラウンだった。

先週末の半日と、今日の半日の釣りだったが、
ニジマス3匹、ブラウントラウト2匹という釣果から、
秋の好期を感じ取れる釣りができたのではないだろうか。

今年の晩秋も大きな期待を持てる状況であり、
超大型魚のヒットの噂も聞こえ始め、
まだまだ開拓の余地があるため一段と熱くなりそうな犀川本流。
これからの晩秋と冬季も、やはり眠らない大鱒の大河なのである。