リバロス キャニオニック60M
バイラ50XH(エクストラヘビー) Sシャッド
ルビアス2004H
PEライン0.8号&フロロカーボンリーダー10ポンド
ブレイドバー ガンメタ
長野県 某渓流
2015年9月17日
午前9時
薄曇り
未計測
12℃
アングラー:坂谷内康明(さかやち やすあき) 長野県北佐久郡在住

釣り場近隣のコテージで催された釣友たちとの合宿の夜は、怪しい盛り上がり。
渓流の釣りも最終盤に差し掛かり、翌日の釣りをどこか意識しながらも話は尽きず、
結局また今年の合宿でも朝一の釣りを犠牲にしてしまった。

太陽が完全に稜線を出てから、皆でやっと起き出して川へ。
揃って重役出勤だが、それぞれの戦略で狙いのポイントへと向かう。

山肌はまだ色付き始めてはいないが、落ち葉が1枚また1枚と流れ、
水は一層冷たくなっていた。

流木の引っ掛かった肩から、
水深のあるプールにしっかりとした水量が強く流れ込むポイント。
その最深部に怪しい気配が。
ギリギリまで立ち込んで、流木スレスレを狙いピッチングで『バイラ50XH』を打ち込む。
一気に沈下させてから、
ディープレンジで小刻みなヒラ打ちを入れながら流下させること数投目、
ターンさせたミノーに大きな影がバイトした。
激しいローリングを繰り返して抵抗するが無事にネットイン。

ジャスト40cmのイワナ。
ランディングネットの中でも暴れ続け、フックが絡まって大変な事に。
大きなヒレと小さな頭。推定7頭身の美スタイル。

その後も、仲間たちに朝食を作る約束をほごにし、独りで釣りを続けてしまった。
皆さん、この場を借りて板長の大失態を謝罪させていただきます。

秋の渓流には、釣り人を狂わせる圧倒的な何かがあるという事でしょう。