リバロス キャニオニック60M
バイラ50M(ミディアム)
バイラ50H(ヘビー)
バイラ50XH(エクストラヘビー)
ステラC2500HGS
PEライン0.8号&ナイロンリーダー10ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ガンメタ
ネットバンド ブラック
コットンツイル・ロゴキャップ ダークオリーブ
北海道 札内川(さつないがわ)
2015年7月28日
午前7時〜午後1時
曇り
未計測
未計測
アングラー:STEW熊澤(シチューくまざわ) 北海道帯広市在住

やっと購入でき、先週に届いた美しい『バイラ50』シリーズたち。
僕が全身全霊をかけてペイントしたスピリチュアルカラーの『バイラ50』たちが、
ひと目でとんでもなくチープに感じられる。

数日前のデビュー戦前夜の宴は、
痛風好みの焼肉&ビールという素敵な組み合わせだった。
その翌朝は案の定、二日酔いの頭痛と痛風スイッチ・オンで足が爆発。
それでも頑張って川に行ってみたが、
結果は小さなニジマスと大きなウグイという、華々しいデビュー戦となった。

7月28日。
早朝4時、寝坊せずに目覚める。我ながら不思議だ。
そそくさと用意をして目指すは札内川。

昨夜は晩酌もしていないので足の状態もすこぶる良い。
ただひとつ気になるのが、目がおかしい。
視界がボヤける…
「一日で急激に視力が下がったのか?」
「眼鏡を間違えたのか?」
ボヤけた視界のまま札内川に到着。
何気なく眼鏡を外すと、視界がクリアに!
「ん? どういうことだ?」
どうやらコンタクトレンズをしたまま眼鏡をかけていたようだ…
誰も居ない河原で独り赤面。
痛風よりイタイ(笑)

先日のまとまった雨で、それまで渇水していた川は最高の状態になっている。
「今日はでっかいのが来ちゃうな〜」
いつものように妄想が膨らむ。

水深や流れによって『バイラ50M』、『バイラ50H』、『バイラ50XH』を使い分け、
釣り上って行くとすぐに30cmほどの無邪気なニジマスがたくさん相手をしてくれる。
しばらく行ったところで少し大きそうなアタリ。
サイズは40cm。

さらにサイズアップを目指し大場所へ。
『バイラ50XH』を流心の真下に沈めて誘うと、
「ゴツン」
というアタリとともに下流にダッシュ!
「キター!」
「デカイ!」
バラさないように、懸命にファイトしていると、
上流の草刈り作業を発生源とした大量の草&小枝が流れてくる…
何とか絡まりませんようにと強く祈ったけれど、祈りは通じず。
PEラインは草まみれになり、でっかいニジマスは逃亡。
大量の草だけをキャッチし、涙目でその草をリリース…

気を取り直して釣っていると、
アタリと同時に連続ジャンプで楽しませてくれた45cmのニジマスをキャッチ。
5cmのサイズアップ。

「次、釣れたら50cmか。その次は55cm、その次は夢の60cmか」
…ムフフフフ。

ニヤケ面で釣っていると再びアタリが!
「50cmか!?」
計測してみると42cmのニジマス、無念のサイズダウン…

今日は50cmの壁がすさまじく高い。
「スピリチュアルカラーの『バイラ50』たちなら、どうなっていたのか…」
押入れの最も奥に仕舞い込んだ歴戦の彼らが一瞬脳裏に浮かんだが、
「これは早く帰ってハイボールを飲めということだろう」
と思い納竿。

製品の美しい『バイラ50』シリーズたちで、
たくさんのニジマスに会えて大満足の札内川釣行でした。
できることなら消し去りたいスピリチュアルカラーのことは、
ハイボールの力を借りて胸の最も奥の恥ずかしい所に仕舞い込んでおこう。
…ムフフフフ。