リバロス ブレイドウィザード86MH | |
スプーン ナチュラルカラー | |
ステラ4000XG | |
PEライン20ポンド&ナイロンリーダー16ポンド | |
ブレイドバー ガンメタ | |
北海道 某本流 | |
2015年7月14日 | |
午前4時30分 | |
曇り | |
19℃ | |
17℃ |
久しぶりのエントリーになります。
去年、一昨年は友人たちに隣で散々やられたので、
「ここ何年かルアーにフック付けるのを忘れていた! 今年は本気を出しちゃうよ」
と2年間の貧釣果に無理やり言い訳を付けて、こそこそ通い続けた本流。
何度となく言い放った、
「明日は出るよ! 武者震いがする!」
の言葉がやっと現実となりました。
7月14日、火曜日。
そう、自分のなかで一番釣果の出る火曜日。
病み上がりと仕事終わりでグダグダの身体は気のせいだと、
日の出を目指して家を出発。
前日結構な雨が降ったので心配していましたが、
ポイントに着くと何とかいけそうな感じです。
ですが運転に疲れてしまった僕は、到着したこのタイミングで休憩開始(笑)。
30分ほどボーっとして、やる気が戻ってきたあたりでいざ出陣!
大きく背の伸びたやぶを掻き分け河原に到着。
すると思っていた以上に風が強い… これはラッキー!
いつもは大軍で襲ってくる蚊が、その風で流されて僕に近づけない。
集中力アップです!
キャストを開始。
最初は表層から中層に的を絞り、
魚が着いていそうなポイントをミノ―で攻めていきます。
10分経過… 20分経過… 30分。
「早く釣れよ!」
と、徐々に昇ってくる朝日に言われているようで気持ちが焦り出します。
ですが今日のこの層の魚たちは居留守気分のようです。というか居ない?
「いや、その層を攻めるのは下手くそだよ」
そうどこからか聞こえた気がしたので、ここで攻める層を川底付近に集中します。
ミノ―をそっとボックスにしまい、同じカラーしか入っていないワレットから、
「今日は君だ!」
とスプーンにチェンジ。
川底にルアーが当たる感触を手元に得ながら、
少しずつ立ち位置、流すポイントを変えてキャストを続けます。
数投したところで少し浮かせたスプーンにいきなり、
「ッカーン」
というアタリ!
すかさずアワセを入れたところで大ジャンプ三連発!
「やばい! こいつデカい」
と思った瞬間、今度はトップスピードで下り始めました。
決して緩くないドラグを滑らせ、どんどんPEラインを引き出して走り回ります。
この状況で焦ってバラした経験が何度もあるので、
ある程度のラインテンションを保ちながら魚が止まるのを待ちます。
何とか一発目の走りに耐え、魚の頭がこっちを向いたであろうところで戦闘開始!
徐々に寄ってきて魚はもう目の前。
ですが魚は自分の目の前を過ぎ、どんどん上流に上っていきます。
この瀬をこのスピードで上っていくなんて、
「どんだけ〜」
と心の中で叫びながら応戦。
水温が思いのほか高く感じ、時間を掛けられないと思い、
魚が寄ってきたところでなんとか一発でランディング成功!
震える手を落ち着かせ、ルアーを外し、急いで計測。
「超えた!」
70cmに達したニジマスをリリース後、満足した僕は即釣り終了。
帰宅途中24時間営業のラードこてこてラーメンを食し、
家に到着後、就寝。
起床した時、夢だったと勘違いするような、短いようで長い一日でした。
「次に行けるのは9月かな〜」
と思いつつ、
知人から頂いた長期貯蔵の麦焼酎をすすりながら、
このエントリーを書いている僕は幸せ者です。