リバロス キャニオニック60M | |
バイラ50H(ヘビー) プロトモデル | |
ステラC2500HGS | |
PEライン0.4号&ナイロンリーダー6ポンド | |
ブレイドバー ブロンズ メッシュバック・ロゴキャップ ダークグリーン/カーキ |
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中部地方 某本流 | |
2015年6月21日 | |
午前6時30分 | |
曇りのち晴れ | |
25℃ | |
16℃ |
休日の朝、自分あてに宅配便の荷物が届いた。
梱包ダンボールの形から中身は釣り竿に違いない。
梱包の中身を確認すると、
『リバロス キャニオニック60M』&『リバロス キャニオニック52M』。
待ちに待った新発売のロッドたちだ。
早速、フィールドで感触を味わいたくなり出掛けると、
前夜の集中豪雨による増水で渓流は何処も釣りが不可能な状態。
そこで、なんとか釣りができそうな小規模な本流河川を選択した。
この状況では渓流を諦めた他の釣り人が大勢入川して激戦区となっていたが、
高水位のため早々に引き揚げていく先行者の後に入る事ができた。
小規模な本流で増水というコンディションから、
新しい『リバロス キャニオニック60M』と『バイラ50H』(プロト)を選択。
本流の尺上大アマゴを狙い、ニューロッドに入魂するため気合が入る。
タックルを組み終えると釣りを開始した。
「激流の瀬の釣りでも、負けないロッドだな」
このような状況でも釣果につなげられるという感触を得た。
このロッドがあれば、フィールドの選択幅がいっそう広がるだろう。
しかし、水温は低下していてアマゴ狙いのミノーイングにはマイナス要因。
魚は確実に入っているだろうが、低活性に違いない。
派手なアクションでは食ってこない状況だろう。
それを裏付けるように周囲の釣り人にはヒットがない。
だから『バイラ50H』(プロト)をフルダウンストリームで流心脇にステイさせる。
そして1mmたりともPEラインを巻かずに、
『リバロス キャニオニック60M』のティップのみを小刻みに震わせる。
スプーンの操作に似せたアクションで『バイラ50H』(プロト)で誘い、
1分ほど焦らすと、それに耐えきれなくなった魚が食らいついた。
激しいローリングと手にくる重量感から、尺上のアマゴに違いない。
『リバロス キャニオニック60M』が絞りこまれる。
ギラギラと暴れる鱒のシルエットが増水の流れの中に見えた。
「やはり大型だ!」
大型アマゴの暴れる衝撃が、ロッドのベリーの曲がりで吸収されると、
早々に鱒は落ち着きを見せ、ランディングに成功した。
今季の最大体長となる34.5cmの尺上アマゴは、
低活性でありながらも『バイラ50H』(プロト)に反応した。
新しい愛竿『リバロス キャニオニック60M』は、
スローなアクションも演出可能な繊細なティップと、
増水下でも派手なアクション演出を可能にするベリーの絶妙なセッティングです。
新しいシンキングミノー『バイラ50』シリーズとの組み合わせは、
中小規模の本流河川で大型のヤマメ&アマゴ狙う際の、
私のメインタックルになることでしょう。