リバロス キャニオニック52L
バイラ50M(ミディアム) プロトモデル
ステラC2500HGS
PEライン0.4号&ナイロンリーダー6ポンド
ブレイドバー ブロンズ
メッシュバック・ロゴキャップ ダークグリーン/カーキ
中部地方 某渓流
2015年6月20日
午前8時30分
晴れ
20℃
16℃
アングラー:植松 千英(うえまつ ちひで)長野県諏訪郡在住

サクラマス釣りが終了した6月下旬。
季節は渓流シーズンに移り変わり、久々にショートロッドでの渓流釣りへ。
向かった場所は町中を流れる小渓流。
下流で合流する本流域から大きなアマゴが遡上してきているはずだと、
遡上系のアマゴを探しに、数カ所のポイントを釣り歩いた。

小規模なこの河川では、『リバロス キャニオニック52L』と、
渓流用の新ミノー『バイラ50M』(プロト)の組み合わせがベストなタックルだ。

状況は渇水気味、大型のアマゴは水深が適度にある白泡の中に隠れているだろう。
その場所は、大きな岩で形成された落ち込みの白泡から瀬が続く、
遡上系のアマゴが毎年定位するポイント。
「今日も魚は入っているのか?」

新しいミノーの『バイラ50M』(プロト)を白泡の中にダウンクロスで落とし込み、
リトリーブに入ると同時に『リバロス キャニオニック52L』を跳ね上げる。
すると強い流れに白泡の沸き立つ不安定な水流にも左右されず、
『バイラ50M』(プロト)は激しいヒラ打ちを見せる。
そして複雑な水流の中でも乱れる事がなく、しっかりとその流れに食い付く。
このリアクションとバランスが、「ダブルリップシステム」の恩恵なのか…

そう感じたその瞬間に、大きな鱒が『バイラ50M』(プロト)に食らいついた。
ライトタックルの『リバロス キャニオニック52L』がフルベンドして、
大きな鱒のローリングと強烈な走りをしなやかに受け止める。
その後、魚は川底にへばり付き、おとなしくなった。

慎重にネットを差し出して、無事にランディング完了。
相手は内径30cmに設計されたランディングネットが小さく感じるほどの良型アマゴ。
今季の渓流初日から、尺超えの鱒に出会う事ができた。

その後に中型のアマゴもキャッチできた。

この出会いに導いてくれたのは、スプリーモの関さんが勝手に送ってきた、
油性マジック手塗り仕上げカラーの『バイラ50M』プロトモデル。
「これは大型のアマゴ&ヤマメを反応させる性能が秘められているに違いない」
釣りあげた良型アマゴだけでも、新しい武器に期待が高まりました。

今年初の渓流トロフィーフィッシュは、体長33cmの尺超えアマゴになりました。
これから梅雨により増水した川でも、
流れに強い5cmミノー『バイラ』の全タイプが活躍してくれるでしょう。
夏の盛期に向けて発売が待ち遠しく、同時に楽しみでなりません。