リバロス キャニオニック52L
プラスチック製シンキングミノー5.3cm
10ステラC2000HGS
PEライン0.3号&ナイロンリーダー6ポンド
ブレイドバー ブロンズ
長野県 某渓流
2014年9月3日
午前9時ごろ
曇り
未計測
11℃
アングラー:mckee(マッキー) 長野県上伊那郡在住

今シーズン、釣友が尺オーバーを釣り上げた渓がある。
その渓に私も行ってみたいと思っていたが、
天候に左右されて行くことができないでいた。

8月後半も雨が降り、各河川は増水していた。
源流域ともなれば、雨による水位の増減は顕著に現れる。
自分の休みと、減水のタイミングが合った9月3日に釣行した。
それでもまだ水量が多いのは承知の上で。

林道を歩き、渓に下り立ってもガイドにはラインを通さず、
高巻きをしながら歩くこと約4.6km。やっと目的の渓へたどり着いた。
2時間半でたどり着いたが、想定していた時間は3時間。
明らかなオーバーペース、後で足にくるパターンです。

それでも、やっとたどり着いた渓でキャストを開始。
すると釣り上がってすぐのポイントで、定位しているイワナを発見。
でも、アベレージサイズ。
対岸の岩陰にミノーをキャストしトゥイッチしてくると、黒い奴がチェイスしてきてヒット。
ファーストヒットが27cmのヤマトイワナ。
良型のヤマトイワナは反応して追ってきても、
すぐに元居た場所へ戻ってしまうことが多いので、うれしい限りです。

手のひらサイズのチェイスはたくさんあるが、
それ以上の大きさはヒットさせてもバラシが多い。
無事にランディングできたイワナの口元を見ると、フックが刺さっていた。
すぐに外してあげましたが、ミノー用のバーブレス・シングルフックでした。
山奥で自分と同じ釣り方をするルアーマンの痕跡を目撃したことに驚きました。
それにしても、なぜフックだけが? ミノーは何所へ?…
謎だらけですが、リリースしたイワナが回復してくれることを祈りました。

その後、流れ出しの石の手前に定位するイワナがいました。
何度も反応してくるので、何とかヒットさせたい。
キャストしたミノーをイワナの目の前でリフトさせてから、
ポーズを入れるとヒットしました。
そんなに大きく見えませんでしたが、27cmのヤマトイワナ。

27cmのヤマトイワナを2匹も釣ることは、私には稀なことです。
もしかしたら、フックを外してあげたイワナのお礼なのかな? と思いました。

駐車した場所から、往復12km、高低差は420m。
本当は、減水した夏に行く渓です。
来シーズンは釣友たちと訪れたいと思いました。

今回はハードな高巻きがあったので、
パックロッドを持っていくのがベストだったのですが、
あえて『リバロス キャニオニック52L』を持っていきました。
そのかいもあって、良型のヤマトイワナがイイ引きをしてくれて、
源流イワナ釣りを堪能できました。