リバロス ブレイドウィザード90H | |
ディノバ80DR(ディープランナー) Sベイト | |
ステラ4000 | |
PEライン1.5号&ナイロンリーダー20ポンド | |
プラウ75SL | |
ネットバンド ブラック | |
長野県 犀川(さいがわ) | |
2014年7月15日 | |
午前5時 | |
曇り | |
21℃ | |
19℃ |
梅雨に入ってからというもの、犀川のコンディションを確認する日々が続く。
濁りと増水で釣りにならない日は多いが、
回復した途端に大型のヒットするチャンスが多いのもこの時期の特徴だ。
最近の犀川釣行では、毎回2けた近くヒットはしているものの、
60cmを超える大型には出会えていない。
濁り明けのこの日も大型を狙うため、夜明け前から犀川殖産漁協エリアに入り、
先行者がいないことに一安心し、
いつものように丁寧に対岸の深場へキャストしていく。
川のコンディションはかすかな濁りが出ている程度で、
大型を狙うには最も理想的な状況だけに、モンスターへの期待が高まる。
『ディノバ80DR』を対岸の深場から手前に向けてゆっくりドリフトさせていくと、
カケアガリに差し掛った時点でイレギュラーな動きになる。
それが狙いだ。
1時間ほど釣り下ると流れが緩やかになったので、更にゆっくりドリフトさせていく。
その最中、カケアガリのゴツゴツとした感触が腕に伝わったと思ったその瞬間に、
「ゴツン!」
という、引っ手繰るような衝撃が走った。
強くアワセを入れると、
かなりの重みが『リバロス ブレイドウィザード90H』に伝わったので、
これは間違いなく大型がヒットしたと悟った。
最初は激しいダッシュを見せたので、
流心を避けて勝負できるように止水域に誘導していくと、
だんだんとおとなしくなった。
慎重にネットを差し伸べキャッチしたのは、61cmのたくましいブラウントラウト。
まるで芸術作品のような美しい魚体にしばらく見とれた。
今季は、『プラウ75SL』を購入した直後にかなりの大型のニジマスがヒットし、
胴体が『プラウ』に入りきらず逃してしまった出来事があった。
それだけにランディング時は、いつもその事が頭によぎり慎重になる。
その後、『ボーラス90L』を遠投しゆっくり巻くと強いアタリが2回ほどあったが、
フッキングの成功には至らなかった。
次回からは、アシストフックを付けて試そうと考えた。
瀬の多い場所に移動し、
30〜40cm前後のブラウン、ニジマスを合計6本ほどキャッチした。
そのなかに特に奇麗なニジマスがいたので写真に収めた。
犀川の明るい未来を感じさせるような元気なニジマス。
40cm程度だが、数年後には更にたくましく大型化して育っているだろう。