リバロス ブレイドウィザード70L
ディノバ65SR(シャローランナー) Sアユ
イグジスト ハイパーカスタム3012
PEライン16ポンド&ナイロンリーダー16ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ガンメタ
ネットバンド ブラック
コットンツイル・ロゴキャップ ダークオリーブ
北海道 札内川(さつないがわ)
2014年6月18日
午前9時20分
曇りときどき雨
18℃
9.5℃
アングラー:STEW熊澤(シチューくまざわ) 北海道帯広市在住

6月に入り雨、雨、雨。
北海道なのに梅雨のような十勝地方。
連日の雨により、増水や濁りの強い河川が多い。
そんななか、『ディノバ65SR』のデビュー戦に選んだのは、
大型のニジマスが釣れる十勝川支流の札内川上流。

午前4時に目覚まし時計をセットし就寝!
6時起床!
2時間の寝坊。
いつものことだが、このタイムロスは痛い。気合が入る。

猛スピードで支度をして川を目指した。
小一時間のドライブで、目的地、札内川ダムの上流部に到着。
平日にもかかわらず釣り人と思われる車が何台か止まっている、
さすが人気河川。

ポイントはここから更に上流。
熊鈴、熊スプレーで完全武装して数km先のポイントを目指して歩く。
「怖い、どこから熊が出てきてもおかしくない…」
ビビりながら歩き、なんとか川の目標地点に着いた。

久しぶりの山奥の渓流。
蝉が鳴き、奇麗な空気。
新緑の眩しい、大自然の木々たち。
携帯電話の電波も届かない山奥、最高に気持ちが良い。

あとは、よい鱒が釣れ、おいしいシチューがあれば問題なし。
「川原で男のシチューキャンプ…」
壮大な夢が膨らむ。

下流にはいかにもデカい鱒が居そうな大場所がある。
でもいきなり攻めるのはもったいない。最後にとっておこう。

ラインシステムを組み、『ディノバ65SR』を固く結んで釣り始める。
『ディノバ65SR』も気持ち良さそうに泳いでいる。
下流に釣り下っていくとフライフィッシャーの方と会い、話を聞くと、
大きいドライフライで、昨日も今日もこのプールで、
60cmはありそうなデカいニジマスにやられた、と悔しそうに言っていた。

表層から探っていくが反応は無い。
中層まで沈めて探ると、石の陰から『ディノバ65SR』に喰いついてきた。
サイズは小さいが派手なジャンプをして楽しませてくれたのは38cmのニジマス。
38cmでも最近の僕にしてはかなり大きいサイズだ(笑)。

それから、プールのヒラキまで来たところで、
再び石の陰からギラッと光る魚体の姿。
と同時に『リバロス ブレイドウィザード70L』にアタリ。
ガシッガシッと思い切りアワセを入れる!
「おっ、さっきよりデカいなこれは。夢にまで見た50cmアップか?」
石に何度もラインを巻かれながらも、なんとかランディング。

早速、大きさを測ってみる。
48cm。

もう1回測る。
48cm。

もうちょっと写真撮影に付き合ってもらい、もう1回測る。
48cm。

パーフェクトに48cmのニジマス君でした。
昨年の長野県犀川釣行以来のニジマス40cmアップ。
長〜い長〜いトンネルだった。
40cmアップで喜べるように成長した素敵な自分がうれしい。

50cm、60cmクラスはきっと、最後にとっておいた大場所で出会えるはず。
ルンルンで大場所に向かうと、
外見に似合わずデリケートな僕のお腹に異変が。
突然の腹痛…
そして、追い打ちをかけるような激しい雨…
突然のゲームセット!

大場所はまたの機会にとっておいて、一目散でトイレを目指した。
ほおを伝うのは、涙ではなく雨のはずだ。

「あと2時間早く到着していたら…」
いつかあそこで、男のシチューキャンプを開催だ。