リバロス ブレイドウィザード86MH
ロンズ フローティング9cm Gパールスラッシュ
ステラ4000XG
PEライン16ポンド&ナイロンリーダー20ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ブロンズ
ネットバンド ブラック
福井県 九頭竜川(くずりゅうがわ)
2014年5月18日
午前6時
晴れ
未計測
未計測
アングラー:新谷 誠(しんや まこと) 長野県安曇野市在住

5月17日、仕事を終わらせて夜11時ころ福井県に向かった。
車を走らせること約4時間半で九頭竜川に到着。
薄明かりのなか、上流域から川沿いを走りポイントを探すが、
ここというポイントには多くのアングラーの姿が…
一睡もしていないので、場所が空くのを待つことを兼ねて少し仮眠をとも思ったが、
もう禁漁間近の時期でこの先また来られるとも限らない。

気合を入れてそのまま中流域に向かい1級ポイントの一つをのぞくと、
右岸には3人のアングラーがいたが、左岸にいないことに気付き左岸にエントリー!
『ロンズ フローティング9cm』を結び『リバロス ブレイドウィザード86MH』でキャスト。
減水のおかげで普段ウェーディングできない所まで入っていける。
腰まで水に浸かり対岸付近まで『ロンズ』を投げ入れ、
フラッシングさせてくるが、なかなか…

開始から1時ほどたったころだろうか。
『ロンズ』をアップに投げ入れ『リバロス ブレイドウィザード86MH』を立てて、
できるだけ表層で暴れさせていると、
「ガツン!」
ロックされるようなアタリ。
すかさずロッドでアワセを入れてやるとドラグが鳴り始めた!
「サクラマスか!?」

かなりの勢いで上流に上っていくが、何か様子がおかしいことに気付く。
上流方向手前5mほどの所にテトラが沈んでいて、
そこにPEラインが巻いているようだ…
立ち位置を変え、ドラグを緩め、PEラインを一端フリーにしてやるもダメ。
何をやっても沈み根からPEラインが外れないので、強引に巻き上げると、
「パンッ!」
「やってしまった…」

しかし頑張ろう! と気を取り直し、同じポイントでキャストを繰り返す。
今度はドラグをやや強めにし、川のなかを歩き回りながら、
ひたすらアップ、クロス、ダウンとキャストを繰り返した。
痛恨のバラシから約40分経過したところで2回目のバイト!
「ゴツン!」
と明確なアタリ。

すかさず『リバロス ブレイドウィザード86MH』を立て、
魚をあまり走らせずに浮かせにはいる。
水面に銀色の魚体が見えた!
「サクラマスだ!」
さらに浮かせると、ヤマメ特有のローリングをし始めた。
PEラインを巻かれないように、
慎重に『プラウ90SL』に誘導し、無事にランディング成功。

今年4月に人生初のサクラマス、そして九頭竜川に挑戦し、
この3回目の釣行で、やっとの思いでサクラマスをキャッチすることができた!
うれしくて何とも言えない気持ちが込み上げてきた。

興奮していたのか、少し浅い場所を見つけ、
『プラウ90SL』の中にいるサクラマスをしばらく見つめて触りまくり。
57cmか58cmほどだろうか。

3枚写真を撮り終え、もう少し『プラウ90SL』の真ん中にサクラマスを寄せようと思い、
サクラマスの魚体を起こすと、
「バシャバシャ〜…」
一瞬の出来事(笑)。
『プラウ90SL』から脱走し元気よく川に帰っていきました!
「初サクラマス、もっと写真を撮りたかったなぁ…」

その後夕方に、40cmに欠けるくらいのヤマメをキャッチし、
今年ラストの九頭竜川を終わりにしました。
これからもスプリーモと共に感動をと願い、
地元の犀川、そして遠征の釣りで楽しみたいと思っています。