リバロス ブレイドウィザード86MH
ロンズ スローシンキング9cm Gウグイ
ステラ4000XG
PEライン16ポンド&ナイロンリーダー20ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ブロンズ
ネットバンド ブラック
長野県 犀川(さいがわ)
2014年5月6日
午後4時
晴れ
22℃
13℃
アングラー:新谷 誠(しんや まこと) 長野県安曇野市在住

ゴールデンウイーク最終日の5月6日になり、やっと犀川に行ける!
午前11時ごろ、犀川殖産漁協エリアに車を走らせた。
「連休最終日だから、釣り人はさほどいないだろう…」
と思っていたが、甘かったですね。皆さん釣りを楽しまれていました。
さすが、全国的に人気の犀川殖産漁協エリアですね!

それならと自分は一気に下流域に移動し、
あまり人の入らないポイントで流すことに決めた。
水深のあるラン、そこに流れ込む瀬。
そして大きな岩が幾つも川底にある場所だ。
以前このポイントで流した時、
大型魚はルアーの届きにくい岩盤のスリットにいそうな印象だったので、
魚がそこから動くタイミングで入ろうと思っていた。

この日はよく晴れて、気温は23℃と高い。
そして、水面にはモンカゲロウだろうか? 多くの羽虫が目についた。
それならと『ディノバ65SR』で表層を意識しながら、
ランに流れ込むガンガン瀬に投げ入れて引いてみるが無反応。
立ち位置を変えて、今度はアップクロスで引いてみると、
「ガン!」
とロッドをロックされるような強烈なバイト!
そして1発大きくジャンプ、久しぶりのニジマスだ!
50cm後半はありそうな銀色した魚体が跳んだ。
そのまま流れに乗り一気に下流に走っている最中、
スッとラインテンションが抜けて軽くなってしまった。
「バラしてしまった…」
ガックリ…

しかし気を取り直し、今度は上流部を目指して大きく移動!
犀川の流れを横目に車を走らせ異変に気付く。

いつもはゆったりとしたトロ場だが今日はかなり流れている、しかも人がいない!
午後3時半過ぎの、いい時間でいい場所!

胸までウェーディングし、
『ロンズ スローシンキング9cm』ウグイカラーを対岸ギリギリに落としてフラッシング。
流れに乗せてスローに誘っていると、突然引っ手繰られた。

すかさずロッドでアワセると深場へと走り、心地良いドラグ音が鳴り響く。
走りが止まると今度は何度もヘッドシェイク!
「ブラウントラウトか? この場所だとイワナ?」
ワクワクしながらゆっくりとリフトし、ランディングの準備。
あまりプレッシャーをかけないようにゆっくりと魚を浮かし、いよいよ射程距離。
そして、無事『プラウ90SL』にランディング!

『プラウ90SL』に横たわったのは、
ニジマスのような幅広プロポーションの、丸々とした49cmのイワナだった。

すぐさま仲間に連絡すると、お約束の、
「おめでとうございます! また魚野川(うおのがわ)で釣っているのでは?」
とチョッカイを出された(笑)。
やはり『ロンズ』は期待に応えてくれます。
連休最終日によい魚に出会えてうれしかったです。
「ゴールデンウイークのなか、仕事を頑張っていてよかった…」
報われた気持ちで犀川を後にした。

これかも時間を見つけて犀川で、
さらに遠征し、他県の河川でも鱒釣りを楽しんでいきたい。
そして、スプリーモと一緒に感動を共有していきたいと考えています。