リバロス ブレイドウィザード90H | |
スプーン 21g ゴールド | |
ステラ4000XG | |
PEライン20ポンド&ナイロンリーダー20ポンド | |
プラウ75SL | |
ネットバンド ブラック | |
富山県 神通川(じんつうがわ) | |
2014年4月13日 | |
午前6時00分 | |
晴れ | |
未計測 | |
未計測 |
年が明け、いつもの2月なら、
九頭竜川(くずりゅうがわ)の解禁を目指してソワソワするはずが、
なぜだか今年はスイッチが入らない。
去年の九頭竜川ではあまりにもマナーの悪い方がいて嫌な思いをした。
普通に間近に入ってきて投げ出す始末で、エリア釣り感覚なのだろうか。
到底理解できない出来事でした。
九頭竜川のサクラマスが解禁すると、
釣果情報もリアルタイムで入ってくるがやはりスイッチが入らず、
お友達のボートで琵琶湖(びわこ)に出て、ビワマス釣りに明け暮れる週末。
そうしながら2月14日、神通川のサクラマス遊漁当選者発表日。
何と! 見事に当選。
未知の世界、神通川。
当選者70人の狭き枠に入った! 奇跡に近い。
当選の手続き完了後、やっとスイッチが入った!
よし、聖地・九頭竜川でサクラマスを釣って勢いを付けて、
それから神通川に乗り込もうと企み、
3月上旬に九頭竜川に2度足を運ぶが、結局2バラシで終了となった。
4月の第1週の週末、いよいよ神通川に向け、
夜中の1時に小牧インターから富山インターへ向けて車を走らせた。
朝方4時ごろ富山インターを降り、夜が明けるまで仮眠を取り、
神通川左岸から富山大橋を渡って川原に着いた。
すると1人のアングラーの方が釣りをやられていました。
お声を掛けるとフェイスブックで私のことをご存知の方でしたので、
その場でお友達となり、下流域をきめ細かくご案内していただきました。
そのお友達と2日間神通鱒を狙ったが、この週末は不発に終わった。
次の週末、再び神通川を目指した。
お友達と相談した結果、ある激戦ポイントに的を絞ることに決め、
車を走らせ夜中の1時にポイントに着いた。
まだ誰もいなく、車内で準備を整え、少し仮眠。
すぐに出動できるようにウェーダーを履いて備えていたら、
案の定、地元のアングラーの方たちが私の上流に1人、下流に2人、さすが!
地元の方は足下を熟知しているので、もう入ってキャストしている!
私には足下が見えぬ暗い川に入っていく勇気がなく、明けるまで見守ることにした。
そこは押しの強そうな流れの筋があり、
その脇に緩流帯が流れている大場所で、魅力たっぷりのポイント。
十分に足下が見えてきたので、立ち位置からポイントの攻め方を考える。
大場所なポイントだから、
広範囲に表層からボトムまで探るには、やはりスプーンしかないと判断。
手始めに18gゴールドのスプーンをチョイス。
少しアップにキャストし、ウェイトと流速のバランスを測るが、
スプーンがやや浮き気味の感じがしたので、
同じゴールドの21gに変更してアップにキャスト。
よい感じにドリフトが感じ取れたし、ボトムに落としても感触が伝わってきたので、
このウェイトでいけると確信した。
まずはアップにキャストし中層をイメージしながらナチュラルドリフトさせ…
ターン… 回収… アタリ無し。
さらにクロスにキャスト… アタリ無し。
ダウンにキャストし下流域を扇状にナチュラルドリフトさせて、
同じように探りを入れてから回収しかけた時、待望のアタリがきた!
「グングングングン」
と『リバロス ブレイドウィザード90H』がしなる!
かなりいいサイズと思われ、重さも感じる。多分サクラマスだろう…
作戦が的中した、やはり居たな神通鱒!
「ギラッギラッギラッ」
と魚が見えてきた、やはり鱒だ!
何度か流心に戻ろうとするが、
『リバロス ブレイドウィザード90H』のパワーに勝てるはずがなく、
ランディング体勢に入る。しかし油断は禁物!
九頭竜川でバラしてしまったサクラマスは、
ランディング時のネットの掬いミスが原因だったので、もう同じ失敗はできない!
慎重に鱒を寄せてから一気に掬いあげた。
「ヨッシャ〜、神通鱒ゲット!」
待望の初神通鱒…
川には入ってわずか30分もたたないうちに… 俺の神通力が通じたか(笑)?
周りの地元アングラーの方たちが、
「何でヒットしたの?」
と聞いてきたから、
「スプーンだよ」
と答えると、
「え〜、スプーンで釣れるんだぁ」
とおっしゃり、ちょっとびっくり!
こちらの方たちはスプーンを使われないのでしょうか。
まだ始まったばかりの神通川、遊漁期間の5月いっぱい通いますが、
この先、どんなドラマが待っているのか。
最後に余談ですが、趣味で作ったお手製グッズたちです。
今年の春のサクラマス釣りも、とても楽しみです。