『リバロス ブレイドウィザード90H』を手に、仕事帰りに春の犀川に向かった。
山のあちこちで山桜が満開になり、時折聞こえてくるウグイスの鳴き声が、
本格的な春の訪れを感じさせてくれる。
自分のなかでは最も好きな季節。

川の中に立ち、
『リバロス ブレイドウィザード90H』に『ロンズ スローシンキング9cm』を結び、
ただ振っているだけで癒される。
川の色もいい。気温、水温共にいい！

対岸ギリギリに『ロンズ スローシンキング9cm』を落としていつものように流していくと、
ひったくるようなアタリ。
まず初めに顔を見せてくれたのは45cmほどのニジマスだった。
久しぶりのニジマスとの出会いに、思わず独りで笑顔。
深場でウェーディングしていたため、岸まで戻らずにすぐさまリリース。

そのまま釣り下りながら『ロンズ』を流していくと、
40cm弱のブラウントラウトが釣れてくれた！

その下流、いよいよ一級ポイントに『ロンズ』を流し込む。
毎年大型魚を出しているポイントでもあり、
一昨年にはかなりの大型レインボーをヒットさせ、バラシている辺りでもある。

リーダーをチェックし、集中してゆっくりと流し、ドリフトさせると… ゴン！
すかさずロッドを起こすと、ズシンッと結構な重量感。
PEラインが滑り出し、心地良いドラグ音が鳴る！
ゆっくりとプレッシャーを掛け始めて、寄せに入ると魚が見えた… イワナだ！
魚体のローリングでPEラインを巻かれないよう慎重に寄せ、
無事『プラウ90SL』にランディング。

浅瀬まで川の中を歩いて戻り、釣れたイワナを見ると、
大きく厳つい口で『ロンズ スローシンキング9cm』をガッチリ横にくわえていた。
それにしてもデカイ！
測ってみると58cmの50cm後半サイズ！

毎年この時期の犀川本流で40cm後半の大型イワナが釣れるが、
50cmを超すようなイワナを釣り上げたことは初めてだった。
すぐさま仲間にメールで報告した！
するとやはり、犀川本流でのこのサイズのイワナは素晴らしいと喜んでくれた！
と同時に、
「本当は、魚野川（うおのがわ）で釣っているのでは？」
とチョッカイも出された（笑）。

新しい愛竿『リバロス ブレイドウィザード90H』に入魂できたことと、
久しぶりに仲間からうれしい言葉をもらったことでご満悦となり、
これからがベストタイムという夕マヅメの時間を釣らずに、犀川本流を後にした。