リバロス ブレイドウィザード76ML | |
ロンズ スローシンキング7cm Sブラック/オレンジ | |
ヴァンキッシュ4000XG | |
PEライン0.8号&ナイロンリーダー17.5ポンド | |
プラウ75SL | |
ブレイドバー シルバー ネットバンド グレー メッシュバック・ロゴキャップ ネイビー/カーキ |
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長野県 天竜川(てんりゅうがわ) | |
2014年4月13日 | |
午前9時20分 | |
薄曇り | |
11℃ | |
未計測 |
2月中旬の天竜川解禁から、
自分でも訳が分からないほどだったイワナたちとの連続の出会いはプッツリ止まり、
その後は何がいけないのだろうと悩む日々。
3月後半はスプリーモの関さんや、
ルアーフィッシングで著名な方々が次々と天竜川入りし、
一緒に実釣と、見て学ぶ勉強の期間となりました。
その3月末の関さんとの交友は、
公私(昼&晩)共に楽しい時間を過ごさせていただきました。
73cmのどでかい鯉を関さんが足元まで寄せ、
私がネットで見事にすくい上げる感動的な激笑の1コマもありました。
天竜川に入られる度に必ず鯉を捕られる関さん曰く、
どうやらこの川の鯉たちは、大切なペットであるようです。
帰宅の際、
「川に出る時は、ぼくのペットたちに食パンを与えてやってください」
と言い残し、関さんは伊那を後にされました。
翌週、勇んで川に出るものの結果が出ずに焦るなか、
12日の夕方には久しぶりにガツンと手元にくる一瞬の衝撃に出会う場面があり、
しかしフックを伸ばされて逃げられてしまいました。
私のお世話をしてくださっている、
プロショップ「アングラーズパラダイス」の山本店長がそんな時に言ってくださる、
「魚は近くまで来ている」
の言葉を信じて再挑戦することに。
ちょうど自分へのご褒美用に注文しておいた『プラウ75SL』が届き、
翌日はとにかく基本に素直になろうと心に決め、定番の場所に入りました。
ろくにルアーで川底も取れない自分でも、
「あんなところに石があったっけ?」
と思うところでロッドに違和感。
多少の期待を持って釣り下るなか、
「ククン。ピクピク」
ロッドを震わせてあがったのは、ウグイ(天竜川ではアカウオ)。
自分のいいパターンに入っているかも?
その数分後、また同じようにもう1匹。
いつもの釣れるパターンは、鮎のヒットの後にレインボーだけど、
今はまだ早春! まとまったアカウオがいるのであれば、
その下にはそれを狙う大物の何かがいるはず。
自分と『リバロス』、『ロンズ』を信じ、いつもより数メートル下流まで釣り下ると、
「ググンッ!」
明らかに大きな引きで暴れている! 関さんのペット(鯉)じゃない!
しかし、強い引きを見せる主は流心に入ってしまい、
ドラグを鳴らして一定の速度でPEラインを引き出し始めました。
「やっぱり鯉かなあ?」
と疑心が出始めるなか、リールを一気に巻いて寄せに入ると、
川面にドタンバタンと巨体を見せ始めたのは、
「やっと出たー!」
とうれしくなってしまうレインボーでした。
身に着けたばかりの新品の『プラウ75SL』を外し、どうにかネットイン(安堵)。
しっかり魚を休ませ『プラウ』入魂の記念写真の撮影に入ったが、
「あれ、何かおかしいな?」
よく見たら、『プラウ』に「Supremo」の金のロゴプレートがない!
いや、あれだけ入念に背中にセットしておいたのに…
どうやら自分で『プラウ』の反対面にネットインさせたことに気づき、
不本意ながら魚をいったん河原でフリーにして休んでもらい、
改めてネットに入っていただき撮影再開。
暴れ天竜とも言われるこの川で、
この大きさまで成長する過程で尾ビレは傷ついてしまっていましたが、
奇麗な魚体と共に『プラウ75SL』の入魂式は終わりました。
これまでいい思い出をいっぱい作ってくれた前代のランディングネットは、
先週に関さんが釣り上げたどでかいペットくんのランディングを最後の仕事とし、
この春を持って卒業させてあげました。
新しいランディングネットは、
マス釣りが好きな皆さんにぜひ見てもらいたい1本をランディングして、
釣り4.5年生の私が通う天竜川に感動の入学を果たしました。