リバロス ブレイドウィザード80M
バイブレーションプラグ5cm
レアニウムCI4+4000XG
PEライン1号&ナイロンリーダー16ポンド
長野県 天竜川(てんりゅうがわ)
2014年3月28日
午後1時40分ごろ
晴れ
16℃
未計測
アングラー:唐澤 明生(からさわ あきお) 長野県伊那市在住

3月27日のこと、いつもお世話になっている釣り具店さんである、
プロショップ「アングラーズパラダイス」店長の山本さんから、
「明日、天竜川にスプリーモの関さんが来るから、
時間があるなら一緒に釣りをさせてもらったら?」
というお誘いをいただき、関さんの釣りに同行させていただくことに。

釣り人にあるまじきことですが破滅的に朝が弱いため、
寝坊しないように当日は目覚ましを四重にかけて起床、
さらに気合をいれるため栄養剤をガブ飲みし、関さんとの釣行に臨みました。

集合場所である「アングラーズパラダイス」に到着すると、
すでに関さんと店長の山本さん、知人のお2人が集まっていました。
気合を入れて起きたつもりだったのに、結局最後に到着してしまいました。トホホです…

そして自分を含め、5人で天竜川へ。
「今日は関さんの釣り方を見て勉強する日だから、魚が釣れなくてもいいかな」
などと考えていましたが。
1カ所目のポイントで関さんがいいサイズのアマゴを上げられて、羨ましくなってしまい、
「自分もやっぱ魚を釣りたい!」
とこっそりとルアーを投げていましたがこのポイントは反応なし… 移動することに。

そろそろ山本さんはお店を開けるために川を後にし、
その後、新たに釣りの大先輩の鈴木さんが合流して、2カ所目のポイントへ。
ここでは関さんの後ろについてルアーを流しましたが、鯉しか釣れずに移動。

昼食をはさみ午後の部へ。
次のポイントでは関さんが自分たちのいる場所よりだいぶ離れて釣りをしていて、
「あれ? 関さんはなぜあんなに下流から釣り始めたんだろう?」
と思いながらも釣り続行。

ここ最近、天竜川は雪代のためか増水気味で、流速も速く、
自分の腕ではミノーで川底が取れないと判断し、
重めのバイブレーションプラグを思いっきり沈めて探っていると、何か、
「モゾモゾッ」
という感触が…
「おや?」
と思い、竿を煽ると魚が頭を振り始めたので、ニヤニヤしながら寄せてくる。
しかし、一瞬引きが軽くなる…
「バラしたか?」
と思いましたが、巻いてくるとまた頭を振り始めたので一安心。
どうやら魚が自分のほうに向かって泳いで来ただけだったようです。
もう一度気を引き締めて岸に寄せてくると、そこには厳つい顔をしたイワナの姿が!
そして無事ランディング。大喜びで撮影タイムへ。

すると下流から上ってきた関さんが、
「鈴木さんのために残しておいたイワナを釣ってしまいましたね〜」
と…
「?」
どういうことだろうと思い聞いてみると、
「鈴木さんがガイド役に徹していて、自分の釣りができていない様子だったので、
良さそうな区間を釣らずに残しておいたのですよ」
ということだった…

ようやく関さんが離れて釣りをしていた理由を理解…
下流から釣り始めたのは、そこから上の区間を鈴木さんのために残していたのだ…
その鈴木さん用区間でサクッと釣ってしまった…
知らなかったんです!
悪気はなかったので平にご容赦を!

その後ドタバタと写真撮影をしてイワナさんとお別れ。
写真では若干イワナさんの目が危ない感じになっていますが、
しっかり元気に川へ帰っていきました。
このあと2カ所ほど流して納竿。

移動中の車内で、
「あの状況で、あそこでイワナを釣るとはほとんどレジェンドですよ(笑)」
と関さんにイジられ、
「これは切腹かなぁ」
などと思いましたが、後で鈴木さんに、
「そんなこと気にしていないから大丈夫だよ」
と笑って許していただき、切腹回避! 一安心。

そんなこんなで1日を終え、
なんだかんだ言ってもイワナさんも釣れたので大満足でした。

みんなでワイワイ釣りをするのもなかなか楽しかったです。
スプリーモの関さん、同行させていただいてありがとうございました。