ディノバ80MDR(ミディアムディープランナー)
Sワカサギ
ツインパワーC3000HG
PEライン22.6ポンド&ナイロンリーダー22ポンド
ブレイドバー ブロンズ
ネットバンド ブラック
長野県 犀川(さいがわ)
2013年10月12日
午前10時57分&午後3時
晴れ
未計測
15℃
アングラー:宮澤 万之(みやざわ かずひで) 長野県松本市在住

10月になっても鱒釣りができる、犀川殖産漁協エリア。
今年も去年のように、胸ビレに小さな標識の付けられた40cm前後のニジマスが、
長野県水産試験場と漁協により放流された。
放流場所となった「さざなみ裏」ポイントや「大岡 道の駅」ポイントは、
釣り人たちでお祭りのように賑わっていた。

この日は人の少ない場所で釣りをしたかったので、
キャッチ&リリース区間の最下流まで一気に向かうと釣り人が居ない。
まずはそこからスタート。

対岸にテトラの入った流れの緩い深場に『ディノバ80DR』を一気に沈め、
ボトムからカケアガリを引きずってくると、
「ググーッ」
と引っ張られたのでアワセを入れる。
「ガツガツ」
とロッドを揺さぶりながらPEラインを引き出す魚はなかなかデカそうだ。
水面を割りジャンプをした魚は50cmクラスのニジマス。
ところが次のジャンプで、
『ディノバ80DR』とニジマスが別々に飛んで、軽くなってしまいフックアウト。
悔しいけれど、釣り下ったばかりの所なのでまだ下流で魚は出るはず。
しかし時間をかけ粘ってみたが反応はなく、場所を移動。

この日はとにかく釣り人が多いので、入れる場所を探すのに一苦労。
たどり着いたのは、たまたま空いていた流れの速い深瀬。
ルアーを『ディノバ80MDR』に変えて流心下を探る。
流心を抜け、『ディノバ』がカケアガリの近くにきた途端に、
「ガツッ」
と引っ手繰られ、アワセが決まると、
「グイグイ」
と潜りだす。最初に掛けた鱒ほどではないけれど、
なかなかいい引きを楽しませてくれたのは40cmくらいのブラウントラウトだった。

フックを外すと、サイズを計測する前に逃亡されてサヨナラ。

その後は同じ『ディノバ80MDR』で何カ所か回ると、
夕方近くに成魚放流の40cmのニジマスが釣れ、そこで1日が終了。

次こそは「やられたら倍返し!」と言いたいところだけれど、
先週から2週連続で倍返しされているのは、どうやら僕のほうだ(笑)。
これからも、まだ始まったばかりの秋冬大鱒シーズンに期待したい。