リバロス ブレイドウィザード76ML
ロンズ スローシンキング7cm LSブラック/オレンジ
ディノバ65MR(ミディアムランナー) Gベイト
ステラC3000HG
PEライン12ポンド&ナイロンリーダー12ポンド
長野県 犀川(さいがわ)
2013年9月22日
午前9時30分&午前10時
晴れ
未計測
16℃
アングラー:池田 勇介(いけだ ゆうすけ) 長野県諏訪郡在住

1週間前に本州を直撃した台風18号の影響により、
長野県内の本流も濁流となりました。
しかし情報を見ていると、
天竜川(てんりゅうがわ)はまだまだ濁りが強そうだが、
犀川はかなり回復している感じ。

これはチャンス。
ということで朝から犀川上流域に入る。
川に着くと若干の増水と濁りで、釣りには良い感じ。
水温も夏よりだいぶ下がって15℃。

ただ濁流の後なので、
「魚はちゃんと流れに付いているのかな?」
と少々心配しながら、瀬から釣り始める。

そんな不安とは裏腹に、すぐに瀬から小型のブラウントラウトがヒットしてきた。
相当活性が良いのか小型のブラウントラウトを数匹釣り、
瀬の終わりの淵にやってきた。

その淵を『ロンズ スローシンキング7cm』で攻めていると、
こちら岸寄りのカケアガリの所で、
「ガッガッ!」
とアタリ。しかしアワセを入れるも、スカ。食っていない。

ハリには触れていないようなので、ダメ元で同じ所に『ロンズ』を通す。
先ほどアタリがあった付近で「ピッピッ」。
2度ほど小さくアクションを入れると、
「ゴンッ!」

淵の深場へ逃げようとする、大型ブラウン特有の引き。
大きな淵でストラクチャーも近くにないし、
流れ出しまでも十分に距離があったため、余裕を持って引きを楽しめた。
釣りあげると、頭と口が大きく迫力のある雄のブラウントラウト。

長さはそこそこだが3kg以上あるのでは? と思うような太さ。
丸くて大きいヒレも、ニジマスにはないブラウンの特徴でとても奇麗だ。

その後、この淵の流れ出しから釣りを再開する。
普段はそれほど強い瀬ではないのだが、
増水のため押しの強い瀬になっている流れに対し、
『ディノバ65MR』にルアーを換える。
激流下でもバランスを崩さずにレンジをキープしながら泳ぎきるルアーとして、
一番信頼しているミノーで、瀬を流し始めて数投で結果は出た。

激流をゆっくりスイングしていた『ディノバ』を引っ手繰ったニジマス。

やはりニジマスの引きは凄い!

ジャンプこそしなかったが、先ほど釣ったブラウンとは異次元のスピードで、
とてもファイトを楽しませてくれた。

小型から大型まで、
たくさんの鱒たちから反応を得られた日となりました。