リバロス ブレイドウィザード90H
ロンズ スローシンキング9cm Gパールスラッシュ
10ステラ4000XG
PEライン24.4ポンド&フロロカーボンリーダー23.5ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ブロンズ
ネットバンド ブラック
コットンツイル・ロゴキャップ ダークオリーブ
長野県 犀川(さいがわ)
2013年2月2日
AM12:45
曇りときどき雨
7℃
6.5℃
アングラー:植松千英(うえまつ ちひで) 長野県諏訪郡在住

福井県・九頭竜川(くずりゅうがわ)が解禁して、
サクラ鱒の釣果情報が続々と入り期待が膨らむなか、
その九頭竜川ではなく長野県・犀川へ。

真冬の犀川では、比較的に虹鱒よりも低水温で活性の高い、
ブラウントラウトや岩魚も釣れる下流域で釣りを開始した。
2年ぶりに入った場所は、川底は砂で埋まることもなく、以前と変わらない流れで、
鱒の着きそうな場所だがノーバイトで移動となった。

時刻は正午になり、
昼食を取ってからすぐに釣れるようにと車を河原まで乗り入れた。

川の状態は、以前とはすっかり変わり果てていたが、
昼食を後回しにさせるほど、
早く釣りがしたくなるような雰囲気の、流れの穏やかなプールが広がっている。

その流れ込み(瀬頭)から、
『ロンズ スローシンキング9cm』Gパールスラッシュを、
時間をかけて低層まで沈め込む。
スローリトリーブに小さくトゥイッチを入れる釣りで、
下流の核心部であるプールへと釣り下る。

すると「ゴン」という大きな強いアタリに、
「リバロス ブレイドウィザード90H」が曲がり、アワセを決めた。
とにかく最近にはない強烈な感触、
一気に戦闘モードにさせられる明確なアタリだ。

その直後、瞬時にPEラインが引き出された。
魚の動きが速くパワーもあり、良型の虹鱒を想像すると、
今度はサクラ鱒のような激しいローリングが始まり、
引き応えから、虹鱒ではなくブラウントラウトを予感。
一瞬浮上した魚体は、やはり茶色のブラウンだ!

50cmはありそうな良型で、
手前に寄せても直ぐに深場へと走る、弱ることを知らないタフなやつだ。
元気なブラウンは『プラウ90SL』を差し出すと水飛沫を上げて逃げ惑うが、
大きな『プラウ90SL』で無事にランディング。

観念した鱒は体長50cm、体重1.3kgのブラウントラウト。

早期の本流鱒釣りのターゲットとして、私には外すことのできない魚種。
野生を感じさせる鱒とのファイトは刺激的な時間で、
きっといつでも釣り人たちを楽しませてくれるでしょう。
極寒のなかの釣りですが、皆さんも狙ってみてはいかがでしょうか。