2013年、あけましておめでとうございます。

新年の初釣りは犀川という習慣は、
犀川殖産漁協エリアで冬季鱒釣りが可能となった年から続いている。
今年も、この寒い新年の1月に、
野生のブラウン＆レインボートラウトを釣りたいと犀川に来た。

天気は快晴ではあるがガイドが凍結してキャストしづらい状況。
盛期の犀川に比べると恐ろしいほど水色はクリアなので、
橋の上から河を見下ろすと、川底の地形や魚達がはっきりと見える。
冬の減水のためポイントはどこも穏やかな感じで、
深場でも『ロンズ スローシンキング9cm』がメインで釣れそうな印象である。

瀬の続く場所はあえて避け、
日当たりのよいテトラ帯のドトロのプールに入ることにした。
『ロンズ スローシンキング9cm』Sワカサギをドリフトさせ時間をかけてゆっくり沈め、
時折ラインスラック巻き取りながら、PEラインを張ってアタリを待つと、
「ググー」とロッドに重さが乗り、鱒がヒット。

PEラインから「グネグネ」とローリングしているような感触が伝わり、
ブラウントラウトを想像させた。
特大サイズではなさそうだが、それなりにロッドが重い。

2013年初ヒットにしては良い感じだ！
ランディングネットの凍結を恐れて『プラウ』は使用せず浅場へと誘導すると、
鱒は体色の黄色いブラウントラウトだ！

対岸寄りでのヒットだったためファイト時間も長く、
久々に鱒の感触を十分に味わうことができた。

新年の初ヒットということと重なり、大変うれしい1匹になりました。

今年もこんな奇麗な鱒に出会うため、河で楽しく遊びたいですね。

2013年。河でお会いする仲間たちや釣り人の皆さん、
今年もよろしくお願いいたします。