リバロス ブレイドウィザード90H
ディノバ 80ディープランナー
Sワカサギ&Sベイト
ステラ4000XG
PEライン20ポンド&ナイロンリーダー20ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ブロンズ
ネットバンド ブラック
コットンツイル・ロゴキャップ ダークオリーブ
長野県 犀川
2012年8月12日
AM12:00&PM3:50
快晴
33℃
23℃
アングラー:植松千英(うえまつ ちひで) 長野県諏訪郡在住

真夏の犀川。今日はお盆休みの初日。
夏の本流虹鱒を狙い、長野県・犀川(さいがわ)で久々に釣りができることとなった。
連日気温は30℃を超えて、
長野県内の河川のなかでもひときわ暑い犀川。
早朝の涼しい時間帯、人気ポイントに入ったが、高水温のためかヒットがない。
そのまま場所移動となり、更に下流へと車を走らせることとなった。

涼しい早朝とは違い、日が高くなると気温は軽く30℃を超え、
丸1日体力が持つのだろうかと思ってしまう。
朝から2カ所目の場所は、
数百メートルの大きなプールが下流に待ち構える長大なランで、
期待大の一級ポイントだ。

ランの上流部、流速の速い瀬に入った鱒を狙い、
シャローエリアを『ロンズ スローシンキング9cm』で攻めるが、無反応。
水深のある下流まで釣り下ると、ついに『ディノバ 80DR』の出番が来た。

ボトムを直撃するように低層を釣る。
ガツガツとリップを底にあてながらのリトリーブをすると、
「グン」と魚からの明確なアタリがあり、釣れたのは30cm強の虹鱒。

型は小さいが、奇麗な本流育ちの虹鱒は、このサイズでも満足に感じる。
この1匹で、にわかにやる気が出る。

更に下流の深場へと移動し『ディノバ 80DR』を流れの下へと送り込むと、
今度は「ドンッ」と力強いアタリがあり、
『リバロス ブレイドウィザード90H』が曲がった。
追いアワセを1発、2発と入れると、良型の鱒のヘッドシェイクが始まり、
ラインテンションが一気に緩んだ瞬間、大ジャンプした。

「虹鱒だ!!」
その姿に狙っていた鱒のヒットを確認した。
「犀川殖産漁協エリア」の夏の虹鱒は、型の割に強烈なパワーがあり、
流心へと3回もダッシュをみせて本流鱒釣り師を熱くさせてくれる。
エキサイティングな時間を存分に味わわせてくれる最高のターゲットを、
何とか『プラウ90SL』に収めることに成功した。

計測すると、わずかに50cmに届かなかったが、
体長48cmの良型で、力強いファイトを楽しませてくれた。

その後、夕方に上流域の「犀川漁協エリア」で、
小型ながら、虹鱒をもう1匹釣り上げることができ、
この夏の犀川に更なる大型を期待させる大満足な釣行となった。