リバロス ブレイドウィザード70L
シンキングミノー6cm
バンキッシュC3000HG(2500スプールに交換)
PEライン0.8号&フロロカーボンリーダー10ポンド
ブレイドバー シルバー
長野県 天竜川
2012年6月24日
AM9:00/
薄曇り
未計測
未計測
アングラー:植田 学(うえだ まなぶ) 長野県上伊那郡在住

釣り2年生。

幼いころ、
叔父さんに渓流釣りへ連れて行ってもらいました。
今思えば、エサ+ちょうちん釣り。あがったのは小さなアマゴ。

小学生のころ、
近くを流れる天竜川(てんりゅうがわ)の支流で、つかみ捕りで遊びました。

社会人になり、
先輩に諏訪湖(すわこ)の鯉釣りへ連れて行ってもらいました。
小学生のころに使っていた4.5mの延べ竿で、
巨体の魚に思い切りアワセたら、その竿はボッキリ。
ちょっと鯉釣りって面白いなと思い、
小学生のころに揃えた仕掛けで土地勘のある天竜川に独り出陣!
2.1mのリール竿にまたもや巨体の魚が! やはりボッキリ。

そんな出来事も20年前の遠い彼方に去り、
会社や家庭でのいろいろなことに、
このままでいいのかなあ? と悩んでいた一昨年の秋ごろ、
知人からフライフィッシングを紹介されました。
タックルを親身に考えてくれたのは、
今では私生活の兄貴分でもあり、信頼できるショップの店長・山本さん。
(長野県伊那市のプロショップ「アングラーズパラダイス」代表)

季節外れのトラウト釣りデビュー(直ぐに禁漁)を終え、次年度を迎えるにあたり、
海釣りの友達との付き合いがあることと、
簡単に天竜川で遊べる入門ロッドの相談を山本さんにしたところ、
勧められたのは9フィートのシーバスロッドでした。

私の家は車なら3分で天竜川に出られる、
都会の方が考えれば本当に恵まれた環境にあります。
昨年は2月16日の解禁日から、
時間があるごとにそのシーバスロッド片手に天竜川に出ていたところ、
ある方にはビギナーズラックと言われる部分もありましたが、
現在の私がトラウト釣りにのめり込む原点となった、
巨体トラウトの大ヒットがありました。

ほ〜 ルアー釣りってすっげー! と感嘆し、
今度は5フィートの渓流竿をあつらえ、まだ信州の山並みが凍り付くなか、
今度はビギナーズラックと言わせないぞ! とばかり、
4ポンドラインで天竜川を釣っていたところ、
推定60cm超えのレインボーと40分の格闘。
未熟者の私には当然の結果となり、
ボロボロになったタックルを山本さんに見せに行ったら、
「じゃあ、これ!」と本流トラウトロッドを紹介してくださいました。
その日以来、昨年はトラウト病を発症し、
多数のタックル変化とそれなりの釣果を収め、釣り1年生は終わりました。

2年生の今年は、昨年と違ったことがしたいと試行錯誤を繰り返している最中。
そんなある日、山本さんからある人のガイドをしてほしいと電話をもらい、
ガイドってどうすればよいのか? と困惑のなか、1日を過ごしました。
ご本人には本当に失礼ですが、
そのお相手が後に知る“Mr.Supremo”こと、関さんでした。

帰り際、「また来ます!」を言い残し、銀色の車は帰路に就かれました。
そして1カ月後、突然また山本さんから「関さん、来るよ!」の電話。
「本当に約束守ってくれたんだ(感)」
再来初日、私は夜の夕食会だけの再会で、
翌日は終日一緒に竿を出させていただきました。
お昼は、伊那名物「ソースかつ丼」をご一緒に。

そのボリュームに流石の関さんも降参か(笑)?
夕方の春雷にもやられ、ビッグ釣果を聞く前にまた帰路に。

夢のような『ザ・ワイルドリバー』生DVDの世界を過ごし、
巧みな技、気さくなお人柄に一挙に引かれ、
思わずスプリーモ社製のロッド購入を検討。
関さんご自身のアドバイスも頂き、
最新モデルの『リバロス ブレイドウィザード70L』を入手。

私には地元に互いの楽しみ(釣り)で知り合った多くの友人がおります。
そのなかでルアーフィッシングにのめり込む方々と、
ダチョウ倶楽部状態で一緒に『リバロス ブレイドウィザード70L』を予約し、
着荷をワクワクしながら待ち焦がれていました。
「1番に釣果を出した人が、ご褒美でソースかつ丼をご馳走しよう!」
「えっ、釣った方が?」
「じゃあ、1番に釣った人に」
「では、アユでもあり?」
そんな会話を楽しみながら、着荷までの時間を過ごしていました。

そして今から3週間前、
到着直後の『リバロス ブレイドウィザード70L』と『ディノバ65MR』を手に、
天竜川のお気に入りポイントへ。

新ロッドに入魂してくれたのは…
あれれ? 本当に掛かっちゃったの? 天竜名物のアユ君でした。
ソースかつ丼のお話のお相手は、
私を釣りバカ日誌の浜ちゃんとするなら、建設会社のスーさん。
お約束どおりにスーさんとソースかつ丼で気合いを入れるも、
その日は釣果あがらず。

翌週、どうにか大物をと、スーさんと一緒に同じポイントへ。
さすが指導員的お立場のスーさん、私の後ろで「ヒットー!」の雄叫び。
しかし、ネットを忘れたようで目の前でボットン。
こんな日々を過ごしているなか、さらにその翌週は天竜川へ願いが通じたのか、
2日間で40cm弱の3本のトラウトたちが遊んでくれました。

そして先週、ついに待望の大ジャンプに感動!
「いかにも」というポイントへ何気に投げ込んだ途端、「ガッガー!」
『リバロス ブレイドウィザード70L』をしならせる、
お腹にしっかりアユを入れたレインボーとの格闘の時間は頭を真っ白にさせ、
「これぞトラウトの魅力」と満喫させてくれました。
『リバロス ブレイドウィザード70L』は、
期待を裏切ることのない圧倒的なロッドパワーで、
素人の私にも47cmの巨体レインボーを間近で見させてくれました。

スプリーモ社ホームページの各フレーズが私は大好きです。
共感を超え、何かワクワクさせるものを強く感じます。

今、自分の釣りの変化が本当に楽しい時期です。

これからも、自分の感と頭を使いながら自然とレインボーを楽しむ。
まだまだ「自分の分からないことが、分からない」というとんでもない状態ですが、
とにかくお気に入りのロッドを片手に、お気に入りのポイントで、
自分自身と、私を支えてくださる友人との時間を楽しみます。