3日前の豪雨で長良川（ながらがわ）はまだ釣りにならないと判断して、
支流に車を走らせた。だが、思っていた以上に減水が速い。

ずっと渇水だったため、この大水でここまで遡上しているか半信半疑だったが、
まだ薄暗いなか、とりあえず準備を行った。
『ロンズ フローティング7cm』をクロスキャストし、
時折、フワッ、フワッとヒラを打たせる。

ここは左岸側が護岸され、その護岸に沿うようにテトラが100mほど沈んでいる。
川は早瀬から淵となり、その水中テトラに寄り添うようにサツキマスが定位する。
しかし、ジャーク、トゥイッチ、etc… 沈めても何をしても出ないため… 移動。
（その2時間後、そこで38cmが出たとのこと、悔しい… ヘタクソな俺）

その他、本命ポイントを数カ所釣るも、本流アマゴのみ。

最後のポイントとして選択した場所は、
上流の2つの流れが合流してからテトラ帯にぶつかり、
カケアガリと複雑な流れを作り出している所。

テトラの上流に『ロンズ スローシンキング7cm』Sアユをアップに投げ、
PEラインを流れに食われないように高く上げ、
『ロンズ』を中層に送り込みながら、テトラに沿うようにトゥイッチを行う。
しかし、反応がない。
AM8：00に近づき、暑い。

釣り下りながら、
テトラが切れた辺りに『ロンズ スローシンキング7cm』Sアユを落とし、
沈めながら軽く2度ほどシャクって流れの中に漂わせている最中に、
『リバロス ブレイドウィザード76ML』のティップが引き込まれた。

流れに乗りドラグが滑っていくが、PEラインが何かにあたって擦れている。
ヤバイ。

『リバロス』のバットパワーを使い、
流心から引き剥がしてフッキングの位置を確認すると、
リアフックをがっぷり食っている。
いなしながら、少し下流に誘導してネットイン。

この支流まで遡上してくる道のりと、
6月後半というシーズンのためか、かなりスレンダーな子でした。

『ロンズ スローシンキング7cm』は、
どんな状況でもオールマイティーに使え、レスポンスも文句なし。
『リバロス』＆『ロンズ』の組み合わせは、最高です。