リバロス ブレイドウィザード86MH
ディープダイバー
ステラ4000XG
PEライン20ポンド&ナイロンリーダー20ポンド
プラウ75SL
ネットバンド ブラック
福井県 九頭竜川
2012年4月3日
AM8:30
爆弾低気圧通過中
未計測
未計測
アングラー:小川 浩(おがわ ひろし) 愛知県小牧市在住

今回、『リバロス ブレイドウィザード86MH』のデビューでもある。
念願のロッドをやっとの思いで手に入れたのが今年3月上旬。

年が明けてから、『リバロス ブレイドウィザード86MH』を探す日々が始まった。
もちろん、九頭竜川(くずりゅうがわ)のサクラマス解禁に間に合わせるためだ。
北海道のショップからローラー作戦を開始して『リバロス 86MH』を探した。

がしかし、捜せど全く在庫は無い。諦めかけていた時、
スプリーモさんがロッドを製造するとの情報を聞き、早速オーダーした。

『リバロス 86MH』の専用オリジナルロッドケースと『プラウ75SL』のケース作りに励み、
こだわりの品が完成し、『リバロス 86MH』のお迎え準備が完了した。

4月3日から4日間、
いよいよ、『リバロス 86MH』のパワーを実戦で体感する時が来た。
華やかなデビュー戦を飾りたいものだ。

4月3日、小牧インターを23時30分に駆け上がり、
福井北インターを出て国道8号線経由で、
目的地・九頭竜川右岸に1時30分ぐらいに到着する。

平日のためか、私以外の車は無い。
爆弾低下圧の影響で控えたのか、夜が明けても現れることはなかった。

とにかく風が台風並に強烈、車内で横揺れ状態のなか仕度しながら夜明けを待つ。
明け方に河原に下りていくと、意外と車内で感じていた強烈な風は無く、
これならできると確信。
時おり背中を向けながら強風に耐え、風のやみ間にキャストの繰り返し…

そんななか、時は8時30分を過ぎたあたりだろうか。
流れの筋にグリーンゴールドのディープダイバーをキャスト、
ドリフトさせながら軽くトゥイッチを3〜4回入れたところで生命体の反応。
九頭竜川の押しの強い流れも加わり、ドラグが鳴りPEラインが出ていく。
軽くドラグを締め、後は『リバロス ブレイドウィザード86MH』に託す。

『リバロス 86MH』は綺麗に弓を描いている。
『リバロス ブレイドウィザード76ML』同様にバットパワーのあるロッドだ。
魚は2〜3度ジャンプを繰り返えし抵抗するが、バレることなく流心から出てきた。

よし今だ!
一気に魚との距離を縮めてランディング態勢、
『プラウ75SL』に手をかけて無事に掬い上げ、思わず雄叫びとガッツポーズの連続。


2〜3枚写真を撮り、ストリンガーにつなぎ、再び戦場へ。

11時を過ぎたあたりから河原も危険な状態、爆弾低気圧が本格的になって来た!
ヤバイ、朝の状況とは異なり河原が荒れ狂い始めた。

ゴミは空中をさまよい、木々はけたたましく音を立て、川の水面は三角波状態!
これはまずい! て、撤収〜
一目散に車に避難… マジで恐怖を感じた!

結局4日間頑張ったが、初日の1匹のみに終ってしまった。