リバロス ブレイドウィザード90H
ディノバ 80ミディアムディープランナー(プロトモデル)
Gブラック/オレンジ
ステラ4000XG
PEライン20ポンド&フロロカーボンリーダー20ポンド
ブレイドバー ブロンズ
コットンツイル・ロゴキャップ チャコールグレー
長野県 犀川(さいがわ)
2012年11月24日
AM12:30
快晴
未計測
未計測
アングラー:植松千英(うえまつ ちひで) 長野県諏訪郡在住

冬季の鱒釣りが可能な犀川殖産漁協エリアで、
スプリーモの関さんをはじめとする犀川フリーク達での交流会が開催された。
初めて会う新しい仲間たちとの楽しい時間を過ごすため、
自分も前夜祭のサフォークパーティー(黒毛和羊のステーキ焼き肉)に出席して乾杯!
2012年の犀川での貴重な体験や、さまざまな釣り談義が深夜まで続いた。

翌日、その仲間たちで犀川に行き、
数名でも並んで釣り下れる広いランに集まり、
『ロンズ』や『ディノバ』、それから自作のハンドメイドミノーなど、
個々にお気に入りのルアーやメソッドを披露した。

そのなかでも特に注目を浴びていたのが、
関さんが持参した開発中のプロトルアーの、
『ディノバ80MDR(ミディアムディープランナー)』だ。
自分にもこのプロトルアーが手渡され、この日一番に実釣することになったが、
期待とは裏腹に根掛かりでロストしてしまわないかと心配になった。

しかし皆が見ている前なので、キャストせずにはいられない状況。
思い切ってキャストした。
すると、思ったよりも飛距離が伸び、
『ディノバ80DR』と同じような飛行姿勢で弾丸のように飛ぶ。
『ロンズ スローシンキング』や『ディノバ80MR』よりも、
飛距離は確実に伸びる感じだ。

着水し、リトリーブに入ると、
18gのヘビーシンキングにもかかわらず引き抵抗が軽く、
遊泳レンジは『ディノバ80DR』よりも上層をトレースすることができる。
中層のレンジ攻略を得意としている設計のルアーだということを感じさせる。
そのアクションは『ディノバ80DR』譲りのローリングアクション。

流心を抜け、リトリーブしながら手前のカケアガリ付近でロッドを立てて、
『ディノバ80MDR』のプロトを浮上させると、鱒がヒット!
すぐに結果が出た。
1投目での鱒のヒットに正直驚いたが、40cmクラスの虹鱒が釣れたのである。

胸ビレには成魚放流魚の証であるオレンジ色のタグが付いている。

コンディションは野生に近い鱒に、これから大型に成長していくことを願って、
元気なうちにリリースを完了させた。

今日のヒットルアーの『ディノバ80MDR(ミディアムディープランナー)』は、
これまでの『ロンズ スローシンキング』や『ディノバ80DR』に比べると、
低層から中層までのレンジを自由自在に操ることができ、
大河川や本流で非常に使いやすいルアー。

これからシーズンを迎えるサクラマスの釣りでも、
ダブルリップシステム構造の『ディノバ80MDR(ミディアムディープランナー)』は、
きっとよい仕事をしてくれるはず。

また期待を膨らませてくれる、大人の河の玩具ですね(笑)。
発売されるのが今から楽しみだ。