リバロス ブレイドウィザード80M
ディノバ 80ミディアムランナー Gベイト
ステラSW5000XG
PEライン1.2号&フロロカーボンリーダー16ポンド
プラウ90SL
ブレイドバー ブロンズ
北海道 湧別川
2011年8月28日
AM8:00
晴れ
19℃
18℃
アングラー:ガッチャン 北海道紋別郡在住

雪の積もる3月の湧別川(ゆうべつがわ)で、フライで60cm後半のニジマスを釣った。
ゴールデンウイークにはルアーで60cmアップをキャッチしたが、
暑くなってからは、まだ60cmの大台には手が届いていない。

この夏、50cmクラスのニジマスは数本釣っているが、
できれば60cmを上回る、盛期のパワフルな大型ニジマスを釣りたい!

最近の大雨で4日前まではまったく釣りにならない濁りと増水だったが、
今日、すべてにおいて最高の水況だ。

迷わず湧別川の大場所に車を走らせた。
到着するとフライフィッシャーマンが2人上流にいて、釣り下ってくるようだったので、
あいさつをしてから、邪魔にならない距離を空けて下流に入れさせてもらった。

だがそこは、今日一番の狙いを定めていたポイントだ。
ここぞというこの時に『ロンズ』を使いたいのだが、
なんとお盆休みの道北・天塩川(てしおがわ)遠征で、
岩盤たちにすべての『ロンズ』をプレゼントしてきてしまった。
だから今日は『ディノバ』にウェイトをはり付けて浮き上がりを抑え、
川底にへばり付いている大型のニジマスの鼻っ面まで送り込んでいく。
その『ディノバ』を躍らせるイメージで誘ってやった。

勝負は早かった。
2投目でドスンと『リバロス』に大型のニジマスの感触が伝わり、
ゆっくり上流に走り出した。

ジジッ、ジジッ、ジジジジジー!!

ドラグを鳴らしながら、ニジマスが全速力でさらに上流にダッシュし始めた。
上流にはフライフィッシャーマンがいるが、距離が結構あったので、
走るだけ、まずは走らせてやったのだが、パワーとスピードが物凄い。
あっという間にフライフィッシャーマンの近くまでPEラインが出されてしまい、
「ヤバイ」と思いドラグを締め、少し強引にとどめた。

早くランディングしようと思ったが、次は流れに乗り、下流に走り始めた。
さすがにこの時期、盛期の大型ニジマスは最高のコンディションで、
ハンパない体力とパワーがあり、まったく思いどおりには行かない。

「ヤバイ、楽しすぎる」
下流には水没した岩盤など何も無く、フッキングもバッチリのようだ。
気持ちに少し余裕ができると、楽しみながら、ようやく『プラウ』に収めることができた。

今晩は、冷凍保存してあった「富士宮やきそば」を肉かすたっぷりで作り、
夏の60cmアップの余韻に浸りながら、腹いっぱい食べよう。