東日本大震災におきまして被災された皆様に、お見舞い申し上げます。
一日も早く復興される事をお祈り致します。


大型のアメマスが狙える北海道の大河、十勝川。
今日は、釣りを教わっている師匠、アメマス名人の異名を持つ先輩、いつもの釣友、フライマンでの釣行。午前７時ポイントへ到着。川の状態は雪代が若干入っているが、釣りには問題ない。
すでに大勢のアングラーで賑わっている。

開始早々にアメマスがヒット。サイズは小さいが、幸先の良いスタート。
その後は沈黙……

ポイントを下流に移動。川幅も優に100mを超える広大な流れだ。

ここでもアメマスが、ぽつぽつと相手をしてくれる。
釣り下って行くと、アメマス名人が大物とファイト中である。僕は心の中で、バレろ！ ネットが壊れろ！ などと思いながらファイトを木の陰からこっそり見守る。
思いとは裏腹にランディングに成功。その魚体は70cmオーバーの素晴らしいアメマス。
さすがアメマス名人である。この魚を見て釣りたいという気持ちが一層強くなった。

昼食を取り再び釣り始める。
潮が満ちて水位が上がり、流れが遅くなっている。
流れに変化の有る所を探しながらキャストを繰り返す。
日も西に傾きだしたころ、水面に、無数のライズが始まった。
ライズしている場所へ、『リバロス ブレイドウィザード86MH』でフルキャスト。
一投目で強いアタリ。アワセを入れる。ジリジリとドラグを出し下流へ走る。
数分を経過しおとなしくなったところを『プラウ90SL』でランディング。

70cmには足りなかったが67cmのアメマスであった。満足のいく釣行だった。

翌日は地元、湧別川。狙いは、ワイルドなニジマス。
川の氷も落ち、やっと春だなぁと思いながらのんびりとスタート。
しかし生命反応が全くない。数時間後ようやくアタリ。
釣れたのはニジマスではなくアメマス。

その後も釣れるのは、やはりアメマス。

本命のニジマスは釣れなかったが、楽しい一日だった。