今年は荒川サクラマス、ホームグランドである魚野川と、全く大鱒から見放されていた年であり、本犀川は今季3回目の釣行でありました。
先週より、高校時代からの友人と2人で犀川ポイント開拓に専念し、歩いて歩いて投げて投げて、川底の形状と地形の把握に専念。2人ともかなりのルアーをロストしたが、次につながる結果となった。

9月25日(土)、単独で今年最後の犀川釣行。平ダム放水口へ。
前回より50cm以上の増水と濁りで、手前の大岩を丹念に探るもノーバイト。

野平のランへ移動し、『ロンズ スローシンキング』でランを釣り下り、トンネル下の岩場へ到着。PEラインを結び直しながら周囲のポイントへ目を配る。
増水で瀬尻のかけ上がりには程良い流れと深さがあり、前回の友人との釣行で底に大岩が沈んでいるのも把握済み。居るならそこのポイントと思い、ラインシステムにも力が入る。

ルアーは実績のある『ロンズ』スローシンキング9cmアユカラーから9cmGグリーンスラッシュへ変更し、第一投目。流心部でトゥイッチからジャークにアクションを変えポイントの核心部に入ったとき、モソッとしたコーホサーモンに似た非常に小さいバイト。
頭で考えるより先に体が反応し、自然とアワセを入れた瞬間、ドラッグが鳴く。
川底でグネグネするトルクフルな特有のファイトからイワナ系だと分かり、やや強引に浮かしネットイン。

お恥ずかしながら、今年初ヒット・初ランディングが初ブラウントラウトの50cmだった。
まだまだ犀川を始めたばかり。ここには都市伝説並みのモンスターが潜んでいる。
来年に備え今年はこれで納竿です。
それにしても良い河川です。