リバロス ブレイドウィザード86MH | |
ロンズ ファーストシンキング9cm Sアユ | |
ステラSW5000HG | |
PEライン16ポンド&ナイロンリーダー16ポンド | |
長野県 犀川 | |
2009年4月4日 | |
AM11:00 | |
曇りのち雨 | |
11℃ | |
7℃ |
この数日、穏やかな陽気が続いた川も、予報は午後からの雨を告げていた。
今回は、歳の差もなんのその!
以前から気さくに本流鱒釣りにお付き合いいただき、食事も睡眠も十ニ分にこなされる群馬県桐生市在住の桐生文治大先輩との釣行。
だから、いつものソロ釣行のように昼飯抜き、ぶっ通しで釣り続け、肝心の夕マズメにスタミナ切れなどという大失敗も心配なし!
4月に入りグッと春めいてきた川は、3月のように車内泊で凍死寸前の危機や、バキバキに凍ったウェーダーに足を通す恐怖から解放される、などなど、寒さによる身体負担が和らぐ幸福のフィールド。
あとは釣果が反比例しないことを祈るばかり…
朝一番、水位は平水よりやや低めで、ささ濁り。水温は7℃。
ゆったりとした広い流れの右岸側に流心が走り、左にカーブしながら大きなプールを形成する場所。
流れの中ほどまでウェーディングして流心の底へ『ロンズ ファーストシンキング』を送り込み、カケアガリを這うようにリトリーブを続けるが魚からの反応がない。
朝のポイントを流し終えると、どうやら怪しくなってきた。
水色はどんよりと重苦しい空を映して暗いが透明感がある。
早朝とは明らかに異なる。ポツポツときだした。
銀黒、金黒、アユ。
『ロンズ ファーストシンキング』の色を換え足元を泳がせてみる。
人の目が最もアピールされたのはアユカラー。
レインジャケットがポッポッと心地良い雨音を伝え、次第に強くなる…
選択したのは、左岸側流心から右岸にかけて広く浅いヒラキが続く場所。
ミノーが流心の底を転がりヒラキの先端でターン、誘いを入れずゆっくりとリトリーブし始めてすぐ。
ズンッ!
重い魚が頭を振っている、ローリングしドラグをジリジリもっていくブラウンらしいファイト。
今季もこの魚に会えた喜びが込み上げる。
別の場所に入っていた桐生先輩に携帯電話で釣果を伝えた数十分後の吉報。
「アユに換えて1投目だよ〜!」
喜びの声で「同じサイズだよ〜!」
おそらく同級生、双子のような50cmのブラウンを桐生先輩も釣り上げたのでした。
ロッドとルアーは同じく『リバロス ブレイドウィザード86MH』と『ロンズ ファーストシンキング9cm』。リールはステラSW5000XGで、PEライン18Lbにナイロンリーダー20Lb。
楽しい思い出を刻んでくれた鱒達に感謝。
まさに恵みの雨。恐るべしアユカラー…