リバロス ブレイドウィザード86H
バイラ70SPD(サスペンド)
LSフラッシュメロンアユ(スパークルカラー)
ステラC3000XG
PEライン1号&フロロカーボンリーダー14ポンド
プラウ90SL
ネットバンド グレー
長野県 犀川(さいがわ)
2023年10月29日
午後3時
晴れ
15℃
15℃
アングラー:PELEDONA(ペレドーナ) 長野県松本市在住

3月の解禁合宿以来のエントリーですね。
あっという間に今年も禁漁期になり、
同時に、冬季の犀川のシーズンに突入となりました。
皆さん、いい釣りができましたか?

ぼくは4月にぎっくり腰をやってしまい、
腰痛に悩まされる日々が続きました。
なかなか思うような釣りをすることができずにはいましたが、
それでも夏にはいいヤマメに今年も会うことはでき、
9月以降は新規フィールド開拓に励み、楽しみました。

「さぁ、ここからは犀川で思う存分楽しもう」
10月に入り早々に、
いいブラウントラウトに出会うことができました。

そして10月のラスト。
「そろそろ気温、水温共にいい頃合いだろう」
と犀川へ向かう。
もちろん安定の午後出勤でございます…(笑)
前回は他のアングラーがいたため、回避したポイントへ…
うん… これはいい流れになっている…

開けていた流れが絞れて、
対岸のテトラにぶつかる手前の僅かなスポットに、
まずは『バイラ70SPD』を入れると、
すぐさまブラウントラウトが食いついてきた。
さらに、もう1本。

今日はやる気に満ちていますね(笑)。
「これは出ちゃうんじゃないの…」
なんて甘い考えを抱いた途端に、アタリ無し(笑)。
「まぁそうだよね… 日曜日の午後だからね…」
真新しい足跡もあるよ…

気を引き締め、少し下流のメインの流れへ移動していく。
アップクロスで『バイラ70SPD』を投げ入れ、流れに乗せて、
対岸テトラ際へ、微弱なアクションを入れながら送り込んでいく。
クロスストリームの位置に差し掛かったところで、
しっかりと生命感を入れるためにワンシェイク。
ここで『バイラ70SPD』が魚の目に止まれば、
食い上げてくるだろうタイミングで、ラインテンションを保ちながら、
ロッドをゆっくり寝かせていき、流下させて送り込むと…

強烈なアタリと共に、ドラグ音が鳴り響く。
「あっ… これ… ヤバいやつ…(笑)」
「出ちゃったよ…」
なんて独り言を口にしながらも、
冷静にロッドワークで対処して、まずは魚を落ち着かせる。

『バイラ70SPD』をセレクトした際、
その小型フックへの負担を考え、
あらかじめ緩めにドラグの調節をしているとはいえ、ドラグ音が鳴り響く。
しばらくは一進一退の状況が続く。
やっと対岸から剥がすと、素直にこちらへ寄ってきた。
あぁ、これは間違いなく大型のブラウントラウトだ。
「体力を温存しているね…」

思ったとおり、ランディングの間合いに入った途端、
強烈な走りで距離を広げられた。
さらには、川底に潜らず流れに乗り、
ぼくに魚体を引っ張らせて休んでいやがる…(笑)

「そろそろ勝負どころかな…」
ぼくの肘の古傷も悲鳴を上げ始めてきた。
ここで魚体を手前に寄せつつ下流に移動し、強制的に走らせる。
あとはゆっくりとその時を待ち、無事『プラウ90SL』に誘導した。

写真では伝わりづらいが、素晴らしいコンディション。
そして何よりも、この強烈なインパクトのある顔だ。

サイズこそ70cmには届かないものの、
そうそう出会えるような個体ではない、最高のブラウントラウト。
別れの際は、強烈なテイルの一振りで流れに帰っていた。

その後に1本追加して今日の釣りを終え、
次回に入るポイントの状況を確認して犀川を後にした。

最後に。
来季に通う予定の河川にて、スプリーモの関さんと釣行した際に、
お借りした来春発売予定の『リバロス ブレイドウィザード78ML』。
ぼくの方からは詳細は控えますが、
とても楽しめるロッドでした、とだけお伝えします。
実際に触れてみて、感じてもらうと分かるのではないでしょうか。

ちなみにお借りして使用していた時は、
巨大な真鯉たちの軍勢がポイントを占拠していたため、
楽しむどころの騒ぎではありませんでしたが…(笑)